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2008-11-29 Sat
金曜日は以前コーチングを行っていた某企業の元役員Iさんと、その企業の女性管理職S嬢と三人で会うことに。
元役員Iさん、おそらくご本人は笑いを取るつもりは全くないと思いますが、その言動で周りにいる人を思わず笑せてしまう"天然?"な方で、枠にはまらないキャラクターの濃い方です。
彼のいた会社でリーダー層のコンピテンシー(優秀性の基準を示す行動特性)を決めたところ、Iさんは、ことごとくそのコンピテンシーにはまらない部分が多かったものの、部下からの人望、好かれ度、現実の業績(数字)を上げてくる確度は断トツでした。
時々かなり飛んでいて??と思うことを言ったかと思うと、ある時には誰もが驚くほど鋭い解析的コメントを呟くなど、他の人には真似できない何かを、いや動物的なカンを持っている人です。
そのIさんがこれからの自分の今後を強く語る姿を見て、変わっていないなぁとコーチングをしていたことを思い出しました。
一度腹を決めて口にしたことは必ず実行する方です。
さて本日は人形町にある割烹"吉星"きちせいで会食。
コースを頼むのはやめて、旬で美味しいものをそれぞれ頂くことに。
ど~んとふぐ刺し
今が旬の香箱蟹、的矢牡蠣、ウニと湯葉刺し、アン肝、蒸しあわび、海老芋など頼みます。
色々なお皿に舌鼓を打つ私とS嬢のそばで、何かソワソワと落ち着かない様子のIさん。
「さぁ、そろそろお終いにして、次のお店に行くぞ。坂東さん、近くにあるいいクラブがあるんですよ。」とIさん。
「クラブ? それって、Iさんが会うとデレデレする"美人ママ"のいるお店のことじゃないですか?」とS嬢
「なんだ!その言い方は

カーネギーホールに出演って、店が、、?


この辺りの会話が、Iさんの不思議さなんですけれど....
「とにかく、いいから、さっ、もう出るぞ!」

Iさんにせきたてられて、「吉星」を後にすることに。















お店を出てほんの少し歩くと甘酒横丁に出ます。
そのクラブ「健」は、甘粕横丁に面したビルの3階にありました。
小ぶりな感じのお店の扉を開けると、カウンターとお花、2組のお客が座っています。
そして愛想の良い笑顔で和服の美人ママが出迎えてくれます。
なんだか昔、会社で上司に連れて行ってもらった銀座のクラブを思い出し懐かしい感じ。

Iさんのキープしているウィスキーを、各々飲みたいスタイルで頼んでまずは乾杯


私の左隣には社長風のパリっとしたスーツの男性が、和服の向島の「芸者」さんと一緒にお酒を飲んでいます。
(後でママの妹さんと判明)
右側には、やっぱり「経営者」か「オーナー風」の初老の男性が二人で座っています。
そして、私はこの直後から、この店の"強烈な個性"を目にし、圧巻されるのでした。。
まずはカラオケに会わせて「演歌」を唄うお客さん。
その横で熱心に「尺八」で伴奏するお店の若い女の子。
その「尺八」にはただならぬ力強さと迫力があり、「尺八」の存在感にお客さんの声がかすれていくような....。
お客さん尺八に負けじと声を出すため、血管が拡張し顔が赤らむ、梗塞とか、溢血とか...あの..
そして、彼女の「唄」の順番が。
曲目はやっぱり昭和の「演歌」、一番は「尺八」で演奏。
孤独や、貧しさを生きる人生の物悲しさを、励ますように響く「尺八」のポォー~♪
曲の二番になると、険しい顔で早変わりのように熱唱し唄います。
そして間奏には、直ちにまた切り替えて尺八を。(サービス精神が旺盛)
(ちなみに彼女、東大卒でドイツ語を話すそう、ドイツ語の翻訳もやっているそうな)
賢くてやさしくてサービス精神がある

やっとIさんの待ちに待った唄の順番が回ってきて、エヘヘという感じ。
(美人ママから、マイク渡されてましたからねぇ)
生演奏をしてくれる「先生」に頼んで演歌の曲をリクエスト。
そしてイントロが流れたと思ったら、、、、突然「芸者さん」が飛び入りで唄に合わせて日舞?を!

唄に合わせて男と女の間の機微を、艶やかにしっとりと踊って見せ、
気づくと私たちは一同Iさんの唄ではなく、芸者さんの踊りに目が釘付けに。

その押出し、年季の入った踊り、インパクト満点。

続いてお店のもう一人の女の子が、やっぱり"人生の物悲しさを語る演歌"を、
彼女時に人にセリフを言い聞かせるように語りながら、音量のある声で唄いあげます。
物静かで可憐な雰囲気の人ですが、唄いだすと強くはっきりした抑揚の声に、場はすっかり彼女の世界に包まれます。
「あ~ぁ~ぁ、かもめよ~♪」
同僚が「尺八」吹くんだから、やっぱりこの位個性出せないと沈むだろうなぁ~

芸者さんは、やっぱり、唄って踊ります。
男気たっぷりでカラっと気風の良さを表現する歌は踊りと共に演劇を見ているようで、
昔、映画で観た美空ひばりがこんな感じだったような気も。
ともかく、今宵はどっぷり、人形町の甘酒横丁で"昭和"の濃~い男と女の人間模様、苦節を辛抱・乗り切る人生にタイム・スリップし浸り堪能したのでした。
「就職内定取消し」に翻弄され、正規に就職できずに苦しみ「蟹工船」でも読んでいる若者よ、この店に来たれ。
昭和の「人の情」と「逆境を生きる」エネルギーに、魂が癒され力づけられようぞ


by bandoh
コーチング : 11:59 : comments (x) : trackback (x)
2008-11-27 Thu
昨晩、久しぶりに以前の会社の男性のM先輩と会ってご飯を食べました。
渋谷文化村の「春秋」で、美味しい~魚と野菜を食べました。
ちなみに、食べたものは三重県の牡蠣と、ホッキ貝、真鯛、しめ鯖のお造り、有機葉野菜のサラダ、アンコウのつくねの鍋、うにと湯葉、チーズせんべい、などなどです。
年度末ですからいつもより、お店も宴会の予約が多いのか、
キッチンの中は、手早く大きなお造りが作られてます。
いつもオープンキッチンで造られているのを見て、食べたくなるんですよねぇ

しばらくぶりにあって、ビールとシャンパンで乾杯した後、
「食事、どうしましょうか?」とメニューを指差し、牡蠣やら刺身やらを呟く私

「何だ、牡蠣とか刺身とか冷たいものばっかだなぁ、俺、何か暖かいものがいいよ。最近、倒れたばっかりだからさ。」とM先輩。
倒れた~??!!!

M先輩、最近、自宅でバッタリ倒れてしまったのこと。
実はM先輩、数年ほど前からウツ病を患っているのですが、案外重めのウツにも関わらず、毎日会社に行って激務をこなし毎年業績を上げ続けているツワモノなので、「ウツでも最高益」とか茶化しながらも、内心すごいなぁ~って感心していました。しかし、やっぱり無理がたたってストレスがそこまできてしまったか????と思ってしまいましたが、
ご本人曰く
「いや俺もさ、最初は"血栓"かと思ったんだよ。親父が似たような年の頃にやってるから。でも病院行って検査したんだけど、どっこも悪いところが出てこなくてさぁ~。」
「じゃ、なんで倒れるの!ストレスじゃないの?」
「うーん、そうかもしれないけど、いや、多分、かゆみ止めクリームのせいじゃないかなぁ。あれ塗るもんだけど、塗った後、指にクリームついたまま手づかみで食べ物を食べちゃったんだよ。それしか原因が考えられないんだなぁ。」
と不可解そうな顔で焼酎のお湯割りのグラスに目を落としています。
かゆみ止めクリームで、倒れる~?

久しぶりに会ったM先輩じっと見てみると、ため息交じりの表情でどこかメランコリックな影があり、やはり少々疲れている様子。

M先輩、不動産デベロッパー会社の今は役員になりましたが、アメリカの不動産バブルが弾けた余波が、大きく経営に影響しているようです。
最近、自社物件のマンション1棟の売買契約を交わした買い手が、手付金を払った段階で倒産してしまい、その整理と対応に追われて大変だったらしい。それと極端な信用収縮のせいで、銀行からの融資も期待できず土地の仕入れがままならないそう。


そういえば、この間、建築関係の工事を請け負っている友人も、本当に仕事がなくて大変だ、、と嘆いていたなぁ、、。


う~ん、やっぱり不動産関連は大変だ、、

何とか元気づけようと、あれこれとしゃべる私を見ながらM先輩がポツリ。
「なんだか、あんた、元気だねぇ~。なんでそんなに元気なの? そう言えば、最近、会った、○江も元気だったし、その後輩の○子も元気だったし、女はやっぱり元気で強いなぁ~。」










"女って元気" 確かに。

家の母も父がなくなった後、あれだけ嘆き悲しんでいるのに、高血圧がすっかり治って、坐骨以外体は悪いところなしだというし、張り切って京都の紅葉旅行の話しをしていた。


私と女性の友人達も、食べる、飲む、しゃべる、笑う、ピラテスに通うなど、ものすごくお元気。


確かに、仕事のことを考えれば、私だって、うちの会社のクライアントはリストラや予算削減に目下必死だから、仕事は来年どうなるかまだ見えないし、うちの旦那さん、家の鍵を5回も6回もなくしちゃうし、肩こりもあるし、色々と大変なんだけどね。

一体、なんで元気なんだろう、、、?。

ここからは、、私のかなりの偏った説になりますが、


女って、男ほど社会に属していないんだと思う。
主婦もキヤリアウーマンもおばあちゃんも。
社会に属していない分、社会における自分の「位置づけ」や「役割り」について男ほど気にしないんだと思う。
パーティの席なんかでも、男性同士はある年齢以上になると、初めて会った同士は互いに牽制しているというか、探りあいをしている感じがあります。(勿論違う方もいらっしゃいますが)
つまり、お互いにどっちの会社の格が高いのか、役職の格は高いのか、年収はなどなど、さりげなく互いを観察し探りあいをしている。そして相手に対する自分のポジッショニングを決める。つまり互いの社会における位置づけをかなり気にする風なところが見受けられます。どっちが上か下かとか。
子供の頃から野球とか集団競技をやっているから、組織とか序列に意識が行くのか、
はたまた有史以来、政治や経済の仕組みを作ってきたのは男性ですから、社会に参加している意識が強くなるからなのかは分かりませんが、社会の中での失敗とか、その位置づけが下がる無くなるっていう出来事は、女以上に堪えるのだと思います。
その点、多くの女は「この社会」以上に、自分の世界を大事にして意識していると思います。
趣味、旅行、資格の取得、エステ、美術鑑賞、料理などなど、日常から非日常まで、自分磨きや個人の小さな楽しみに没頭し、感動できる人が男性よりもずっと多い。
自分の価値は自分自身が決めるものであって、社会が判断して決めるものじゃないと思っている人が多いと思います。
だから、仕事で失敗する以上に、案外、恋愛に敗れた時の方がワァワァ泣いて「もう死ぬ~」とかいって騒いだりしてしまいます。(でも死なないんですよねぇ。女性の場合、多くは自殺未遂になるらしい。)
それで、ワァワァ騒いで泣く女ほど、強いんですよね。
そうツラツラ考えてみると、世の中不景気になったからって、
女性は自分の「世界」とはあんまり関係ないんじゃないでしょうかねぇ。
不景気についても、したり顔で「大変ですよね」なんて、話したりしますけど、
その直後に、エルメスとかロレックスのファミリーセールなんて話しを聞いたら、盛り上がって「私も行く!

はい、元気です。
by bandoh
コーチング : 18:13 : comments (x) : trackback (x)
2008-11-21 Fri
男はいつも最初の恋人になりたがり~
女は誰も最後の愛人でいたいの~

とは、ユーミンの曲からの一節ですが、
コーチングや研修を行っていると、つくづく「男と女は違う」生き物と感じます。
リーダー層への研修を行っていると、
参加者の懇親会の席に参加する機会がままあります。
お酒が入って、研修時よりもずっとリラックスしている参加者は、
お互いに、プライベートなことも話し始めます。
大体こういった研修に参加するのは30代中ごろから40代後半の男性社員。
住宅ローンの返済、子供の教育費、妻への要求、妻からの要求、
仕事の責任などなど、最も悩めるお年頃?かもしれません。
コーチングを学んだ後の懇親会だと、
男性参加者からよくある夫婦間の「小さな悩み」として、
会社から帰宅した後の自宅での「妻との会話」がでます。
「家に帰って、うちの嫁さんが色んなこと話しかけるんですけど、正直聞いてられないんですよねぇ~。」

「家もそう!A子ちゃんのお母さんがあ~したこ~したって、俺からしたら、もぅどうでもいいこと、家のカミさん、ずっとしゃべるんだよね。」

「それで、生返事返してたら、急に"あなた聞いてないでしょ"、とか言われてさぁ。」

「そうそう、僕んとこなんかも、"あなた今私がなんて言ったかいってみて"だよ。」

男性の皆さん、そんな風に思っている方多いんですよね~。
(うちの家だけじゃないって。

私もこの仕事をするようになって、ようやく男性を理解するようになりつつあります。







それで私達女性といえば、男性よりもず~っとコミュニカティブな生き物、
そして何より、「自分の話しを聞いて欲しい。」


女性が3人以上集まると、"かしましい"と言いますが、
お互いに人の話しを聞かないで、話題をコロコロと転じながらずっと話し続けられるのも女の特技。(勿論、例外もありますよ。この私のように、、


だから、自分の旦那さんが帰ってきたら、「話したい!話しを聞いて!

さてそんな同じ年代の既婚女性は主人との現状のコミュニケーションについて
どう思っているかといえば、
「フンフンて相槌うって、話し聞くふりは上手いけど、本当は聞いてないのよ、あの人。大体私の目をみない。」
「こっちは話しを聞いて貰いたいだけなのに、"だったら、お前こうすればいいだろ"とか指示されちゃったりして。もう違う!って思ってるけど、言っても分からないみたい。」
「子供がいるから話すことあるけど、2人だけになったら何を話していいか話題がないのよねぇ。」
さらに、夫婦間のコミュニケーションがすっかり断絶されてしまい、長いことたって諦めてしまった妻の場合、
新聞で50代退職を控えた男性の、これからしたいこと第1位が、"夫婦での旅行"と出ていることに対し、その場にいた妻の過半数が、
「冗談じゃないわよ!主人との旅行なんて。旅行に出るならやっぱり女同士よねぇ~。」
という反応を見せたそうです。(姉からの情報)
この男性と女性の日々のコミュニケーションのずれ、積もり積もると案外侮れないことになるのでは。










さてこの件、男性陣に「じゃ帰宅後どうしたいのか?」話しを聞いてみると、
「やっぱり1人になる時間とか、ゆっくりニュースを見る、新聞や雑誌を読んだりする時間が欲しいんですよね。」
つまり、男性の多くは家に帰ってもしばらくはONとOFFのモードの切り替えが出来ていないので、しばらくは1人になるか、ニュースを見たり、新聞や雑誌を読んで情報収集し寛ぐことで、ある意味「心に余裕」を作りたいようです。
(そりゃまぁ、一日通勤と会社でプライベートなんてないですからねぇ。)
その後だったら、妻の話しに耳を傾ける余裕も生まれる?とのこと。
ちなみに、知合いの男性は、このすれ違いに気づいた後、家に戻る前に、駅前のカフェでコーヒーを飲んで雑誌か新聞を読んで一息つき、モードを切替えてから自宅に戻るようにしたところ、自分のストレスも減り妻や子供との会話が増えたそうです。







単なる夫婦すれ違いのコミュニケーションを抱えている男女の皆様へ
(関係ない方もいらっしゃると思いますが)
男性は、帰宅後はしばらく1人になりたいとか、自分だけの時間が欲しいとか妻に話して理解して貰いましょう。
もしくは切り替えスイッチを入れてから家に戻りましょう。(飲んで午前様というものではありません、くれぐれも)
そして妻が話し始めたら、話しを聞いてあげましょう。アドバイスや結論は求められるまであなたが考える必要はありません。
女性は、男性は雑誌を読んだりニュースを見たりなど、帰宅後の切り替えが必要であることを理解し、夫が1人の時間を満喫してから会話は始めましょう。
ちょっとした違いですが、トライする価値はあると思います。

by bandoh
コーチング : 01:16 : comments (x) : trackback (x)
2008-11-16 Sun
昨晩は友人Yの誕生日を広尾で祝いました。
ちなみに、お店は広尾にあるCICADAです。
お誕生日なのでシャンパンでまずは乾杯!で始めるところですが、
ここのお店、ビールが美味しいんですよねぇ。
ウィートとアンバーのエールビールをそれぞれ頼み乾杯

乾杯後は、オリーブとエビのガーリックソテー、ハモンセラーノとプロシュート、
ルッコラのサラダ、鯛のポアレ、チキンのタジンを。
「鯛のポアレ」、美味でした。


あっさりと塩味でグリルし、皮をカリカリに焼き上げ
ローズマリーで香りをつけた鯛を、下茹で?&ソテーしスライスした
ガーリック風味のポテトを敷き詰めてその上に乗せていますが、
鯛とポテトの味がとてもマッチしていて美味しかったです!
食後は、バースデーケーキの登場、可愛い~~



そして私は今年のギフトは、
一緒に祝っている友人が今年開いたネットショップの"メランジェ"で共に選んだ
ストール、カシュクールのカーデ、ブラウスを贈りました。
友人Yにバッチリ似合っていました。(特にこのストールお店の一番人気だそうです)
さて、勢いのある私達、ひたすらご飯を食べてケーキを食べたら、
トークタイムが始まります。
仕事の話し、恋愛の話し、私の旦那さんの話し、最近の出来事など、
ごく普通の話題なんですが、盛り上がります。
誰かが何か言うと、そこに色々な角度からの突っ込みと考察が飛び交います。
ちなみに下の写真、T女史がかけているメガネ、とってもお洒落。
カルチエのもので、実は老眼もありらしいのですが、
おしゃれで全くそんな感じをさせません。
T女史、こういったものを目ざとく見つけてくるのが何せ早い

さらに途中からジャーナリストのS女史が参戦?して、
いっきにボルテージが上がります。
話題は、アメリカの選挙、オバマ、経済へと、
ダ~っと話し出すと止まらないS女史、深夜とは思えないエネルギーです。
ちなみにS女史、最近T女史の影響もあり?ストーンに凝っているようのですが、
身につけている赤いアクセは、アンバー(琥珀)です。
私は赤の琥珀って初めてみましたが、かなり綺麗です。
なかなか手に入らないお値打ち物ののようです。








ここからはガールズトークの世界


会話の中で一番盛り上がったのが、T女史が最近韓国で購入し、
試したという「ビービークリーム」
実は、約1ヶ月ほど前に私の誕生会に参加してくれたT女史、
その日、あきらかにこれまでと、いつもと見た目が違います。
顔が、顎からこめかみにかけて、上にグーンと引っ張られている感じで、
目元まで、キリキリ~っと紐でひっぱりあげたようにあがっています。
動物でいえば、タヌキがキツネに変わったくらい輪郭が変わっていたんです。

あまりの上がりっぷりに、????と思った私達一同。

とりあえず、「顔、何かした、、? フェイスマッサージとかやった、、?」と私。
「いやいや、、そうじゃなくて、、、」となにやら口ごもり、お茶を濁すT女史。
疑惑はそのままに、その夜は過ぎたのですが、、、、








しかしながら、今回は通常のいつもの顔に戻ったT女史。
夜もだいぶ更けてから、ふとそのことに気づいた私、
「ンそういえば、顔が前回と違うなぁ、いつもの顔に戻ってる?」
「いやねぇ~、バンドーさんたら、そんなことまた目ざとく気づいちゃって!
違うのよ、あのときは、ビービークリーム塗ってたのよ。」とT女史。
そのあがった顔の真実とは、韓国で購入した「ビービークリーム」であることを
昨夜、ついにカミングアウト。
私は知らなかったのですが、Ikkoさんの番組などで取上げれている話題のクリームらしい。
「え~、クリームだけであんなに顔が変わるの??」と私達一同


T女史、自らの鍛錬のために、「尼寺に行き修行に入る」、
「1人北朝鮮ツアーに参加する」、「宇宙旅行を申し込む」と、
まるでタクシーのように飛行機を使って、
必要であれば世界中のあちこちへ出かける女性経営者ですが、
本当に色々なものを自分に試していると痛感。
次回は、T女史宅におじゃまし、皆で早速ビービークリームを試してみる約束を取り付けることに。
今宵も、働く女は疲れ知らずに騒ぐのでした。
by bandoh
イベント、観劇 : 12:36 : comments (x) : trackback (x)
2008-11-12 Wed
「初めて家族以外の誰かに伝える話しですが、、実は父がガンで余命がいくばくもないんです。」
私のコーチングのクライアントが、思い切ったように打ち明け始めた時、
私には彼の気持ちが痛いほど分かりました。
私の父も約3年前の夏、ガンを宣告され亡くなったからです。
彼の話しを聞いたのは、コーチングの途中でしたが、
不覚にも涙がジワーっと溢れてしまいました。
父は、私と姉と母の3人の中で共通する話題も少なかったのだと思いますが、
家族の中ではあまりしゃべらない人でした。
母の方がチャキチャキしていて、よくしゃべり、よく笑い、
多分いつも父の5倍位は話していたと思います。
だから、私が子供の頃、父は無口な人なんだとずっと思っていました。
でも家にお客さんが来たり、外で知らない人と会ったり、
海外旅行に行って現地の人と一緒になると、
いつも積極的にニコニコ笑いながら、話題を提供して話すのは父で、
母は逆転して、引っ込み思案になります。
ある夏の日、平砂浦近くの海辺でバーベキューを楽しんでいた日のことです。
そこの浜辺は岩に囲まれた小さな入り江のようになっていて、
周りから邪魔されず、プライベートを楽しめる絶好の場所になっていました。
私は海から上がると、タオルで体を拭き、焼きあがったお肉や野菜
ハマグリなどを、パクパクとほうばり、クーラーでキーンとよく冷えたソーダを飲み
浜に少しいては、また波間に戻るというのを繰り返していました。
こんな時、もっぱら道具をセットして、黙々と焼き物担当してくれるのは父です。
岩場に登って、ヤドカリをつついて遊んでいた私が浜辺をふと振返ると、
家族のそばに見知らぬモンペを掃いたおばあさんがじっと座っているのが見えました。
近くの人かな、、?
海から上がって近づいてみると、
おばあさん、じ~っとただ1人で座って海を眺めています。
何となく、家族だけの中に知らない人がいる気まずさもあり
私は、今まで騒いでいたのをやめて静かに大人しくなりました。
そんなときでした。
父は、お皿に焼き物を色々持って、おばあさんに近づいていき、
ニコっと笑って「どうぞ、ちょうど焼けたところです。」
といって、お皿を差し出しました。
おばあさん、ちょっと遠慮がちにうなずくと
お皿を手にとり、それを見た父は今度はそのおばあさんの隣に座り、
なにやら世間話しを始めました。
時々楽しそうな笑いも聞こえます。
私はそれから再び、いつもの遠慮なしのモードに戻りました。
今思えば、父はどんな人もいつもニコニコと受け入れる
滅多に人を怒ったりしない、度量の広さを持った人だったと感じます。
父がこの世からいなくなってしまう悲しさは、私の想像を超えていました。
今、研修やコーチングで働く人を支援している私が、
少しでも多くの人に貢献できることがあるとしたら、
父の心の広さと優しさから学び、もっと柔軟さを取り入れることかもしれない。
コーチングが終わった帰り道、そう自分と会話をしていました。
by bandoh
コーチング : 19:44 : comments (x) : trackback (x)
2008-11-09 Sun
わが社のクライアント企業にも、
米国の「住宅バブル崩壊」の影響が及んでいるのをヒシヒシと感じるのは、
新聞紙上で、"○○○社 下期営業利益下方修正、来年度は減収も"
なんていう見出しを見つける以上に、クライアントの担当者からの
「すみません、予算の関係上、来年度の教育計画に一部変更がありまして、
予定している研修の一つをキヤンセルさせて下さい。」
というメールを受け取った時だったりします。
ガーン


頼りとする米国市場が冷え込み、円が高騰し、株価も暴落、
企業にとっては大変な状況になってきています。
経済の専門家によれば、
円高であること利用し、過去の収益で蓄積された資本を元に、
ヨーロッパやアメリカの企業が信用収縮で動きがとれないうちに、
企業のM&Aを進めてマーケットを拡大せよとか、
これからは「ものづくり」ではなく、「新技術の開発」で
圧倒的な強さを発揮していくことを目指し、
そのために、先端技術を開発する「研究開発事業」は社外に出し、
小さな法人組織で育成する仕組み(テクノロジーエッグ)を作る必要がある。
ただし米国ほど人材を集める磁力がなく、
技術系ベンチャー企業を育てる「生態系」が十分に育っていない環境下の
日本企業に対しては、極端な言い方をすれば
株主を一切無視した経営を行う「株主無視論」を唱える人もいます。
最終的にはそれが株主の利益になると。







さて今後、日本の企業はこの波を潜り抜け進化できるのか?
進化できるとしたら、
世界同時に起きた未曾有の経済危機は、政府と企業で連携し、技術と資金力をもとに
世界の経済を、真の意味でリードする役割を担う転換期となるかもしれない。
いやまさに、危機をチャンスとして欲しい

ここで思い切って、日本企業はこれまでに溜め込んだ収益をもとに、
「攻勢」に転じて、M&Aをどんどん進めて欲しい

更に日本の政府は、お金持ってるんだから国際的な場面で、
もっと堂々と意見をアピールして欲しい。

外交の戦略も、隣国を見習って、もっとしたたかになって欲しい。

そのためにも、前のブログで書きましたが、
安定多数の政権は絶対になくてはならないと思います。
国の顔となる首相が1-2年でコロコロ交替する国が、信用されるわけもなく
世界においてまともなリーダーシップを発揮できるわけがない。
と思います。











そんなことをツラツラ思いながらも、昨晩は、久しぶりに学生時代の友人4人で集まり、
青山にある大好きなお店、アンダーグラウンド・MR・ズーガンズーで
キャーキャーと、ワインとお料理を楽しみました。
私はここのワインとサービス、本当に大好きです



まずは、みんなで久々の再会に乾杯です。
私以外の三人は、皆子供がいます。
ゆえに、もっぱら子供や、最近のドラマ、主人の話しで盛り上がります。
「民放ドラマ」にとんと疎い私
こういうときが情報収集のチャンスです。
「へぇ~、それで"太王四神記"ってどのチャンネルでやってるの?」
「スマップの中では、中井クンの演技が一番いいんだ?"砂の器"がいい?」
「最近は高橋克典が好き?彼のクシャっとした笑顔が好き。」
「太王四神記」、今度、観てみよう。
このメンバー、一番長~い友人だと、中学校の時からの同窓生です。
一緒に夏の炎天下のジリジリと暑い校庭で、体育の授業を受けたりして、
あのとき、友人のT子は、一緒に校庭で並んで座って休憩していて何か臭いなぁ~と
思っていたら、犬のフンの上に座っていて本人は全く気づいていないとか、、、


数々の逸話を持つユニークな友だったりします。
それぞれ環境はすっかり変わりましたが、"そういった意味"でも、
お互いに気心の知れた面々でもありますので、
楽しくお酒が飲めます。
まずはズーガンズーのアミューズから
ほんのり甘いマカデミアナッツとの相性がピッタリのプロシュート
コフィン・ベイのミルキーな牡蠣!
くるみとゴルゴンゾーラのクロスティーニも最高!
無理いって創って貰った「冷製トマトのパスタ」
(ありがとうございます!!)隠し味の10年熟成のバルサミコが絶妙。
最後に頂いた2種類のシラーズ


経済危機でも、友人と一緒に美味しい食事ができることに感謝


by bandoh
政治、社会 : 12:02 : comments (x) : trackback (x)
2008-11-03 Mon
「911の真相究明国際会議」に友を1人誘って参加しました。
と書くと、私の知り合いの中にはおそらく、
「えっ、何それ?」と質問する人も多いのでは。
一応説明しますと、この会議は、7年前のニューヨークのワールドトレードセンターや
ペンタゴンに激突した航空機を使ったテロ事件について、
現状信じられている「事実」の矛盾点を指摘し、再調査の必要性を訴えることにあるようです。
会場に一足先に入って下見をした準備の良い友人のYは、
「バンドーさん、何だか恐いですよ、見たこともないようなアヤシー人が沢山います!」
とリポートしてくれます。
そうなんですよねぇ、昔から色んなイベントに行くと必ず思うんだけれど、
イベント毎に、やっぱりそれぞれの雰囲気ってあるんですよねぇ~。

胡散くさい~っとか、こわ~いとか、草食系?だわ~とか、サラリーマンばっかりとか。
以前参加した「論語の精神・最新中国経済情報」の講演会には、
なぜか大きなツバ広の華やかな帽子をかぶり白手袋をした、かなり高齢の女性参加者が多く、
よく見ると、銀座の「クラブ順子」の順子ママもいたりして、
あら場所間違えちゃったかしら?と思ったこともありました。

この会議に参加したのは、数年前、ひょんなことでDVDで発売されている
「911の嘘をくずせ」(制作:ハーモニクスプロダクション)を観たことがきっかけです。
私は通常巷に流れる様々な「陰謀説」に対しては、
「あやし~眉ツバもんだわぁ~話し半分だわ~

当初、このDVDを観たときには、ガーンと頭を殴られたような衝撃が走りました。

7年前の911の事件の当日のニュース映像にもかなりのショックを受けましたが
(自分があの日どこであのニュースを知ったか記憶に残っている人は多いのでは?)
再びあの事件を通して、ショックを受けるとは。
それ以来、 「911の真相」とは一体何なのだろう??
という疑問がずっと頭に残ることになりました。
「911の真相」を考えると、「世の中の見方が変わってくる」ということもあるからです。
今回の会議は、アメリカ政府の公式見解を覆すデータと映像
画像の資料を根拠とした講演や、パネルディスカッションを中心に行われていました。
でも講演されていた事実の多くは、私がみたDVDの内容と重なる部分も多く、
新しい「根拠」というよりも、「陰謀説に対して行われた反論」に対する
「根拠を提示した反論」という部分が多かったように感じました。
私の場合、日頃、他の人とこういった情報のやり取りをする機会があまりない分、
自分の中にある情報の棚卸しをする意味で、
色々な場所に出かけて、直接話しを聞いて、見て自分で確かめることを大事にしています。
例えば、身近に起きた出来事も、関係する人の視点や立場があるわけで、
皆誰しもが、自分自身の「視点と立場」という「フィルター」を通して
出来事を受け取るのですから、解釈もそれなりに違ってきます。
だから、意識的にでも自分と違った視点で物事を観ることをしていかないと、
気づかないうちに、自分の物の見方が固定化しているけれど、
それに気づかないということがよくおきます。
「911」のような大きな事件については、
見方を変えるのはなかなか難しい部分があると思います。
「そんな大掛かりな詐欺みたいなことって本当に出来るの?」
「沢山の人を巻き込まないと絶対に実現出来ないことで、ありえないでしょう!!」
「政府の公式の調査でそんな大胆な嘘をつかないでしょう?」
「陰謀説を信じるのって、馬鹿みたいじゃない?」
このように受け取ったり感じるのが普通ではないでしょうか。
私自身は、アルカイダによるテロ事件じゃなかったとしたら、、、という見方は、
やはり、頭から否定せずに持っていたいですね。
なぜなら、理由はともかくあの「ビル崩壊の映像」は、
何度見ても「溶解による崩落」ではなく意図的な「爆破」によるものに見えるからです。
また追撃されていない第7ビルも同じように崩落しましたが、
その理由も明らかにされていないことにも、不可解さは感じています。
「911」の事件の顛末は、私達に物事を鵜呑みにせず、
"自分の頭で考えて判断しろ"と、警鐘を鳴らしているように思えます。









会議の途中で退出した私達は、頭を整理するためにも
食事が必要だとして、その後青山の薬膳料理の「雑草家」へ向かい、
1日を締めくくりました。
http://www.1999group.com/zassouya/index.html
今宵は、改めて911により犠牲となり亡くなられた多くの方々に追悼の気持ちを込めて合掌。
by bandoh
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