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イタリア旅行と情報

今年6月の後半から7月にかけて、南仏とフィレンツェ、トスカーナを旅行する予定。
今から、休みのことを考えると思わず顔がニマっと緩んでしまう。

今回は姉と一緒の旅行になるが、姉はイタリアに行くのは初めて。
美術館好きな姉はウフィッツィ美術館に行くのも楽しみにしている。

今回はフィレンツェとトスカーナをどう廻ろうか、色々と考えてしまった。
フィレンツェは小さな町なので、歩いて楽しめると思うけれど、トスカーナを廻ろうと思うと、やはりガイドさんを雇うか、ツアーを利用するのが良いと思う。
検索していると、結構使える情報が出ているサイトを発見。
アーモイタリアという旅行サイトである。

紹介されていたトラットリアも美味しそう~
トラットリア・イ・ドゥエ・ジー
ほうれん草のリゾットや、キアナ牛のタリアータとかすっごくジューシーで柔らかそう。

私が前回行って美味しかったお店はこちら。
Vini e Vecchi Sapori
素朴なお料理を出してくれる店なのだけれど、キノコのフェトチーネのパスタなんて、ツルッとしていて死ぬほど美味しい。

今年は前回行けなかったエノテカにも足を運んでみたい♡
Enoteka Pitti Gola e Cantino

ちょっと今から、準備を進めているのだけれど、ウキウキしてしまう。

旅行 : 14:47 : comments (x) : trackback (x)
イノベーションについて考える

「イノベーション」について改めて考えてみました。

グローバル化が進みテクノロジーが発達し、ドンドン変化していく社会や市場の中で、企業は変化に対応して生き残っていく力が益々求められています。
既存の枠組みの中で、漫然と仕事を続けていても、日本の企業は生き残っていくことが出来ない。
そこで、組織の中の考える力を引き出し、世の中の課題や変化を先取りして対応していく力を高めるためにも、ビジネスをイノベーティブに進めて行くリーダーシップが必要となっています。

そもそも、イノベーションという言葉そのものは目新しいわけではありません。
私がこの仕事を始めた20年近く前からイノベーションは大事、変革を推進するリーダーの育成が必要と、言われ続けています。
しかし2000年以降、日ごとに複雑化し変化のスピードが増した今の時代に、イノベーションを起こす力そのものについても、もっと見直さなければならないと感じています。

長年の研究の結果、まとめられた考え方があります。
ハーバード大学のクレイトン・クリステンセン教授がイノベーションに関する本を出版しています。
「イノベーションのDNA」(翔泳社)




破壊的イノベータは、そして彼らが興した会社は、ほかの起業家や企業とどこが違うのだろう?
本書は8年におよぶ研究をもとにしています。画期的な製品・サービスを開発した100名近くの人々と、革新的なビジネスアイデアを事業化し、市場のルールを書き替えた企業の創設者やCEO―イーベイのピエール・オミダイア、アマゾン・ドットコムのジェフ・ベゾス、リサーチ・イン・モーションのマイク・ラザリディス、セールスフォース・ドットコムのマーク・ベニオフといった、そうそうたる面々―にインタビューを行った。さらに、75カ国以上の500名を超えるイノベーターと、5,000人を超える企業幹部のデータを分析して、「イノベータDNA」と呼ぶ5つのスキルを導き出しています。

■イノベータDNA:5つのスキル

①関連づける力-色々な違うものを組み合わせてアイディアを出す力
②質問力-現状を疑ってドンドン質問し答えを導き出す力
③観察力-世の中の動向をウォッチする力
④ネットワーク力-色々なジャンルの人達と繋がる力
⑤実験力-リスクを取って行動する力

今までの日本の概念だと、イノベーションとは技術革新をさして使われていたことが多かったと思うが、何か全く新しい技術を発明することだけがイノベーションではない。
研究者により色々な表現の仕方があるようだけれど、「新しい価値を生み出すプロセス」という定義が広く最も共通する概念ではないかと思う。

イノベーション力とは、何も新しい技術をイチから生み出すことではなく、”既にある情報や技術を繋げて、新たな付加価値を生み出していく力”であると言える。

もし、こういった結果をもとに、イノベーションを起こしていくための能力開発を企業で行うならば、、、
それぞれ5つのスキルに対応するならば、下記のような事柄を中心にして内容を考える必要があると思う。

①否定されるかもしれない意見を安心して話せる環境作りを行う
②対話や議論を増やし活性化していくためのコミュニケーション力を高める
③社会の動向について、情報を取捨選択し、見極める力を高める
④社内の関係部門の人達との対話、そして社外の異業種の人達との対話を増やす
⑤1歩づつ、ステップバイステップで物事にトライし検証する機会を創り高める
⑤失敗しても許される環境を作る
⑤新しいことに挑戦し成果を作った人を承認する制度を作り習慣化する

⑤について言えば、仕組みが必要となるため、能力開発だけではなく、制度や仕組みを変える必要があると思う。

そもそも、ただでさえ忙しい今の時代の現場で、変革を起こせ!と上から言われても、信賞必罰の文化の組織では、皆、息切れがしてしまうのではないかと思う。
それよりも何か新しいことにチャレンジするば、きちんと認めて褒められる方が人間はずっとやる気になる。
小林製薬㈱での言葉を借りれば、”信賞必褒”の文化が、今後の時代はもっと必要になってくると思う。
仕事に対する意欲があれば、おのずとチャレンジしたい!という意欲も湧いてくるし、一歩づつでも踏み出してみようと思えるもの。
人間は機械ではなくボタン一つで動くわけではなし、感情やエネルギーを無視して、これからの競争が益々激しくなる時代の企業経営は続かない。
人間本来の機能や感情に沿ってエネルギーをいかに最大化できるよう、仕組みを考えマネジメントのやり方を徹底する企業が勝ち残っていくと思う。

その他 : 13:10 : comments (x) : trackback (x)
ポリシーウォッチ 緊急シンポジウム「アベノミクスを語る」



アカデミーヒルズで行われたチーム・ポリシーウォッチによるシンポジウム「アベノミクスを語る」~加藤寛先生を偲んで~に参加しました。

アベノミクスによる経済再生への道筋は、「金融緩和」、「財政出動」、「成長戦略」の3本の矢によって拓かれようとしています。

そんな中、チーム・ポリシーウォッチの代表も務めていた加藤寛先生が1月30日に亡くなりました。
シンポジウムに参加しながら、ふと加藤さんが参加されていた2009年のシンポジウムを思い出してしまいました。
今政権に復帰した自民党の経済政策と、人事を見たらカトカンさんだったら何て言うのだろうかと思わずにいられませんでした。

今回のシンポジウムは、政策の話しに入る前に、加藤先生を偲ぶということで、加藤さんらしいエピソードが沢山紹介されました。
加藤寛先生は、国鉄民営化を始め日本の行政改革の象徴とも言うべき方だと思いますが、竹中さんを始めポリシーウォッチのメンバーに直接的に与えた影響も大きかったのだなぁ、、改めて実感しました。本当に偉大な人だと思います。
今回は、今までのシンポジウムとは違い、皆が何か大事なことを共有できた時間ともなり、いつもより会場に一体感があったように感じました。

加藤先生が残されたメッセージで印象深かったのが、

”行動なければ学者をやっている意味がない。迷ったら行動する”
”実学としての学問と社会的情熱が大事”

という言葉です。
加藤先生の生き方をまさに表していると感じますし、ポリシーウォッチのメンバーのような人達が続くのだと思います。
亡くなってしまったことが本当に惜しいと感じます。

さて、シンポジウムの内容、アベノミクスについては、色々な意見が出ました。

前提として共通していたことは、「成長戦略なくして成長なし。規制緩和が大事」ということであったと思います。

★松原さん
・これまで、金融政策とマクロ政策を連動させてこなかったことが大きな問題。日銀と財務省が上手く連携していなかった。
・白川さんのいた日銀では、アコードを取り決めても嫌々なのだから、人事が変わった4月以降からはしっかりとやるべき。
・ムードで経済は動くということはあると思うが、ここまで動くものだと驚いた。
・これまでは政策に対する実行体制が問題で市場からの信頼感を得ていなかったが、今は3本の矢とセットになって安心感がある。自民党が政権を取る前から、反省して改善点を出していた、やるべきことをチェックしていたと思われる。
・①プライマリーバランスを0にする目標を立てて、②成長戦略を立てて、③消費税を上げて、といった議論をするべき。安部さんがするべきだと思う。
・成長戦略については、福祉・補助金とイメージしがちだがこういった産業政策は、本当にやるべきなのかについてもっと議論が必要。産業政策を強く支持している人が多いが国家資本主義への分かれ道になると思う。
・公共事業についても費用対効果を分析しROEをきちんと見なくてはならない。

★野村さん
・アベノミクスをきちんと理解していない人が大臣にいる。これが問題になると思う。
・財政、社会保障、毎年1兆円増えている。「国土強靱化政策」これはメンテナンスにすごいお金がかかるが、そういう時代に突入した。PFIやインフラファンドなど、民間の知恵やお金、海外からの投資の導入が遅れている。
・成長戦略がおかしい、官僚が決めて出来るわけがない。今までにもことごとく失敗している。省益が拡大し、天下り先が増えている。それよりも規制緩和が必要。例えば日本の食について言えば、仏で日本酒の消費が増えている。グラスでソムリエが日本酒を語っている。ブランド価値が非常に高い。ここに株式会社がどれ位参入できるのか?農地法の改正をやり、農家が株式化すればブランド化出来るし学生の就職先も増える。
・TPPに参加し協議する必要があると思うが、条項が複雑なので弁護士など専門家を入れて対応しないと専門的すぎて分からないことが多すぎると思う。現状は官僚のみで対応しているため、後で問題が起きてくる。

★富山さん
・3つの会議(産業競争力会議/経済再生諮問会議/日本経済再生本部)が上手く連動していないと思う。3つの会議を連動させなくては成長しない。
・戦後は重工業、半導体産業など成長の教科書が先にあったが、今や何をターゲティングしてよいか分からない時代になっている。そもそも何をイノベーションするかについて決めていてはイノベーションにならない。イノベーションは予測できないからこそイノベーションになる。企業の新陳代謝をもっと進める必要がある。
・企業の新陳代謝のためには、再編、合併などガバナンスを効かせ、ゾンビ企業を延命させないという考え方が大事だが、下手をすると政府から圧力がかかり、ゾンビ企業を延命させてしまう。金融機関、政府やマスコミから圧力がかかる。改革をしようとすると袋だたきにあう。自分が改革をしていたときに袋だたきにあったが、加藤先生が助けてくれた。来てくれて「富山さんが正しい」とバサっと言ってくれた。お陰で改革が進んだ。官民ファンドをやろうとしているが、政治的圧力がかかりやすく、既存権益を持ってる人が圧力をかけ、ゾンビ延命が起きてしまう。
・ターゲティングポリシーには反対。競争政策をどうするか?どういうルールを作るかを考える必要がある。倒産法を改正し会社の整理を素早くすることが大事。ドイツでは会社の整理がものすごく早いが、ユーロ圏で経済が唯一上昇している。また同時にガバナンスの改革も必要。会社も2~3年赤字ならば社長に首が飛ぶといったような改革をする必要がある。

★フェルドマンさん
・白川さんの退職金の評価について。誰が一体評価するのか?業績定数があるが、結局デフレを脱却出来なかった。自分達が作った組織で現状は評価することになっていて、そこに白川さんも含まれる。自分で自分のことを厳しく評価できるのか?結果を出していないがそのことをきちんと査定できるのか?日銀総裁の評価の仕組みを変える必要がある。でなければ同じ事を繰り返してしまう。
・財政政策については黒字化が目標だが、基礎的財政赤字が現在約7%、7年間で本当に黒字化を達成できるのか?黒字化は無理でも3~4%にしなければならないと思う。そしてそのことについては歳出削減でいくのか、消費税アップでいくのか国民が決めなくてはならないこと。

★竹中さん
・2020年にまでに財政赤字を0にする。GDP比7%。2001年の骨太政策で08年には赤字が5.5%になった。10年間で0にするならば、毎年0.5%の負荷となる。現在はその倍になっている。財政規律が現状大変下がっているが、こういう議論を誰もしていない。本来、経済財政諮問会議で議論されなければならないことだけれど、いつ示すかも示されていない。
・規制緩和が大事、よくウォッチする必要がある。・ターゲティング・官民ファンドなど、自民党の政権公約が入っているが、官僚が作り仕切ってしまう。規制緩和が進むためには世論を味方につける必要がある。2000年に日本は規制の少ない国の順位付けで40位であったが、2008年規制緩和が進み28位となった。しかしマスコミが行きすぎた規制緩和が問題として報道を行ない、野党の政権与党を叩く材料として使った。現在では規制緩和が進まず47位になっている。このままでは日本の国力は落ちることになる。メディアも問題である。


以上、ポリシーウォッチのメンバーの方々から意見が出ていたが、竹中さんの意見も含め、3つの会議もなかなか厳しいのかなぁと感じる。
アベノミクスに期待したい個人としては、節に3本の矢の連動を期待したいが、現状では不安の方が大きい。

しかし会議の意志決定のやり方を見ていると、何となく政府の思惑も見えて来る。

例えば産業競争力会議について言えば、議長は安倍さん、担当大臣は天利明さん。会議のメンバーは民間の識者と議員で構成されていて、結構このシンポジウムで述べられているような意見を出している。おそらく民間の識者の多くは特定業界や分野に予算をつけるターゲティングポリシーには✕、規制緩和が必要だという論調になっていると思われる。かつての失敗を見れば誰もが理屈を理解できると思う。
しかしながら、担当大臣にはそれなりの思惑もある。特定業界から支援を受けている、もっと明確に言うなら、例えば医師会や農協から支援を受けている議員は、かなりのプレッシャーを受けているはずで、この支援団体の意見を無視しして、規制緩和をバンバンやってしまうもしくはTPP交渉を初めてしまうということはなかなか出来ない。選挙区によっては、自分の選挙での浮沈がかかるだろうから、その辺りはシビアに受け止める議員も多い。

マスコミからは、識者メンバーと天利大臣の対立がというか揉めていることがよく報道されている。
しかし、最後に決断を下すのは安倍総理となっているので、天利大臣の主張とは違う意志決定も起こる。

そう考えると、うがった見方かもしれないけれど、政府は(安倍さんは)あえて例えば産業競争力会議において対立を起こしているのかもしれない。
支援団体を配慮する自民党が母体ということを考えると、そうせざるを得ないのではないか?簡単に賛成!なんてやれるわけないし。
また対立のマスコミ報道を通じて、既存権益団体とは関係の無い世論を味方につけ、規制緩和の道筋を作ろうという思惑もあるのかもしれない。
そして最終的には、担当大臣も既存権益を守るためによく頑張ったけれど、安倍さんが世論を考慮しながら意志決定することで、”仕方なかったのごめんなさい”みたいな構図で進めて行こうとしているのではないだろうか?

そう仮説を立ててみると、竹中さんも分かって演技している面もあるのではないだろうか。

この中でのポイントは、やはりマスコミの論調であろうと思う。

君主論を書いたマキャベッリの本を読むと面白いことが書いてある。
ルネッサンスの時代では既得権益を持っているのは貴族です。
貴族は自分達に得することをやっている。そこを変えようと思っても簡単に君主は貴族達に勝てない。
そこで世論を味方につける、国民に訴えて支持を取り繋がりを作っていくと、貴族にツブされることはない。

現在の日本でも同じである。
世論を味方につけることが大事。そのための、第一段階はマスコミが鍵となる。
上手くマスコミを活用して、既得権益の問題点、規制緩和の必要性を説いて行かないと、普通の人にとって規制緩和の必要性ってやっぱり薄いと思う。
小泉内閣の時のマスコミの規制緩和に関する論調は本当に酷かった。規制緩和=悪としか捉えていない報道ばかりが目立ったと思う。
経済に疎い記者が多いせいなのかもしれない。

後は、規制緩和とかTPPは海外で勝負できないないと思っている農家にとっては”自殺せよ”と言っているのと同じこと。
そこはやっぱりなにがしかのインセンティブが必要。JAも国内しかやっていないからこんな問題を起こしているのではないだろうか。
海外向け販売のJAを作る。もしくはJA以外の販売ルートを推奨し、JAだけでやっているシステムそのものを見直す必要があると思う。

まぁ、、、参院選の後、どう変わるかが安倍政権とアベノミクスの正念場なのかもしれない。



政治、社会 : 00:57 : comments (x) : trackback (x)
LCA国際小学校

「日本人の子供達が通う小学校で、授業は全て英語で行っています」
山口校長先生から、この一言を聞いたのが、ISAK(インターナショナルスクールオブアジア軽井沢)の報告会のパーティでした。

家庭内で親と英語を交わすことのない日本の子供達がどんな風に英語での授業を受けているのだろう、、、と好奇心がムクムクと湧いた私は、「見学することは可能ですか?」と反射的に山口さんにお願いしていました。

LCA国際小学校は、建物が低学年校舎と高学年校舎に分かれていて、近くには幼稚園もあります。

低学年の校舎では休憩時間になると子供達が校庭に出てきて皆でキャーキャーワイワイ言いあいながら遊んでいます。
英語で授業を行う学校ですが、日本語もバンバン飛び交っています。

写真に後ろ姿が映っていますが、担任の先生も出てきて休憩時間は一緒に過ごします。
ただし、実はこの休み時間を一緒に過ごす/遊ぶは外国人の教員資格や経験を持つ先生にとって、抵抗感を感じることの一つだそうです。どうやら休み時間も子供達と一緒に過ごす、給食も一緒に食べるというのは日本の小学校の習慣のようで米国やオーストラリアなどの英語圏の国ではないようです。
また何か悪いことをした生徒に対する罰則を与えないというのも、彼らが当初とまどう(つまりじゃどうしたらいいの?)ことの一つのようです。対話によって全て解決していくというのが基本のようです。これは日本の学校でも同じで、今や社会問題化していますね。
しかしながら、これもきちんと外国人教師と話し合い、「子供達の性格を知り個性を伸ばす上では、そういった時間を一緒に過ごして子供達一人ひとりを観ることが大事なんだ」、「子供と対話をして理解させていくプロセスが題字なんだ」と伝えて、定着しているそうです。余談ですが、だから山口さんの小学校では教師や校長が一緒になってとことん納得するまで話し合うことも多々あるそうです。また若い教師を育成するためにも、月に一度"トーク・トーク"という機会を設けて、幸福って何?から子供学など、色々なテーマをもとに話しあいを通じて学べるようにしているそうです。外国人教師も含めた多様性のある組織ですから、こういった形で若い教師が学べるというのもありますが、互いの価値観を知り理解するというのもトークトークイベントの付加価値としてあるのではないかと思います。

通常インターナショナルスクールを運営する場合、日本の小学校とは全く違った形態になると思いますが、この小学校は違います。日本的な面も持ち合わせています。
学校運営の基本として、英語で教育を行うことに加え、日本の学校の良いやり方は教育に取り入れるべきという考え方があるのだと思います。
当初は学校のやり方に合わなくて学校を去った先生達も沢山いたそうです。この辺り、新しいことを定着させるのですから大変なご苦労があったと思います。

そして休憩時間が終わるチャイムがなると、子供達は大急ぎで上履きに履き替えて校舎に戻ります。(この辺りも日本的、そしてより衛生的)
英語、数学など、低学年の授業が始まりました。各クラスを覗くと、授業では一転して全て英語、小さな子供達の口から飛び出す英語は、私の耳にはネイティブの発音そのものに聞こえました。
授業は外国人教師によって行われていて、小人数なクラスにしてあるので、先生と生徒の双方向のやり取りによって進んで行きます。
この辺りのインタラクティブな授業の風景は、私が見たアメリカの学校よりも、もっと子供達が闊達でイキイキとした感じがあります。これは大人しくてシャイな日本の子供達を見慣れた私の目にはとっても新鮮に映りました!
1クラス18人の小人数制クラスですから実現できている部分もあると思います。
落ちこぼれを出さない、個性を引き出す、コミュニケーション力を高めるという理念のもとに、この規模とスタイルになっていると思います。

そして、外廊下から校庭に目をやると、体育着に着替えた子供達がドヤドヤと校庭に出ていて並んでいます。
な~んと、外国人の先生の指示に従って、「前へ倣へ」をやっています!!!

これ、とっても日本的なやり方であると思っていたので、かなりビックリ。
山口先生に「前へ倣へもやっちゃうんですねぇ、どうしてですか?」と聴いてしまいました。
「点呼することがすぐに出来るので、防災上必要でしょ」との回答。
なるほどねぇ、そういう実質的な側面がありますね。私はこの辺りで、子供の教育に使える西洋流のやり方も日本流のやり方もいい部分は導入し、実践している山口先生の面白さに着目してしまいました。すごいです。

この辺りが普通のインターナショナルスクールとの違いの一つでもあると思います。

英語力については、小学校5年生までに英検2級を全員が合格するというのを国内での証明の一つにしているようです。
また、小学校を終えると私立中学校の受験が控えていますので、学校では中学受験に備えた授業カリキュラムを選択で受けられるようにもなっています。
試験については日能研と提携して、学校内でテストを行っていたりするそうです。7,8時限目に選択のカリキュラムを受けられるようになっています。
ですから塾に通わせることなく、子供達は早稲田や慶應の中学校に入学しています。
17時30分には全員が小学校から出て行きますし、夜の塾通いもありません。子供は家で時間を過ごすことが出来ます。

その後は校舎を車で移動し、高学年の授業、理科と社会を見学しました。
高学年の校舎はやや大きく、廊下に目をやると子供達の手作りの新聞などが貼ってありました。

それ以外にも、演劇やダンスなどの発表会の写真も沢山貼ってありました。演劇やダンスなどの衣装なども凝っていて、この辺りは普通のインターナショナルスクールを彷彿とさせます。

高学年の理科の授業は、日本語で行われていました。
日能研出身の日本人の女性の先生が教えるクラスで、結晶を作る実験の最中でした。
子供達に質問すると、皆元気に答えてくれますし、ミョウバンの結晶の作り方も教えてくれました。
学校は理科にも結構力を入れているようです。

社会の授業もクラスに入っていくと、日本人の男性の先生のレクチャーの最中でこちらも日本語で行われていました。

この先生、普通の小学校の先生と全く違います。エネルギーもあるし、テンポがよく面白い。
プロジェクターを使って、教科書だけではなく、用意した手作りの授業の資料を渡しています。
子供達はその資料のコピーと教科書を持って授業に参加しています。
授業中は、子供達はどんなことでも遠慮せずにバンバン自分の意見を言いますし、皆、それを受け入れています。
高学年の方が低学年よりもより積極的に発言し、互いに意見を言うこともあるし、グループのダイナミクスが起きているのを感じます。
これをまとめて進行しながら、時間内に必要情報をきちんと教える教師はすごい!と思いました。
かなりの対話型コミュニケーションのあるクラス風景です。

この小学校では、授業のカリキュラムもきっちりと組まれていますが、年に3回のアウトドア合宿があるようです。
場所は長野県の八千穂という美しい景色のある場所で行われていて、春・夏・冬のそれぞれ同じ場所の全く違う景色を知り、野外活動(キャンプやスキー、ハイキング等)を体験できるそうです。
ちなみに山口さんは元々小学校の教員を経て、私塾を初めて、必要に駆られて幼稚園を作り、この小学校を作ったわけですが、その経験を通じて、子供はよく遊び、その楽しさを知ることで学力も個性ももっと伸びるという信念を持っています。

また一つの課題として、英会話の力が付いてきている高学年になると、英語を話す面白さと機会が少なくなるようです。
親御さんも英語を話さないので家でも話すこともないし、学校側も英語スピーチコンテストなども行い、その溝を埋める努力をしています。
そしてもう一つ英語を話す動機付けのために、オーストラリアの姉妹校の学校の授業を受けることのできるホームステイプログラムもあります。
ネイティブの環境で英語を授業を受けることで、異文化を体験し視点を増やすというのもメリットになると思いますし、引き続き英語力を伸ばしていく意欲も高まります。

英語と日本語の両方を身につけ、アウトドアのイベントも3回取り入れ、カリキュラムが多い中インタラクティブな授業を行い、受験に向けての対策を入れるので、結構大変だなぁ~と思いますし、結果に繋げているのは本当に凄いと思います。
理想を語ることは簡単ですが、実践するのはそんなに簡単ではない、しかしやろうと思うとやれちゃうということがこの小学校で実証されているので、他の学校に出来ないわけがないと思います。
文科省も視点と制度と古い頭を変えて、こういう学校法人の認可は取れていないけれど効果性の高い学校を支援した方(助成金を出す)が、よっぽど国や社会のためになるのではないかと思ってしまいました。

さて、この学校の卒業生は、今やっと高校生になったところです。
今後、彼らが社会に出てどんな風に活躍していくのか、どんな大人になっていくのか大変興味のあるところです。
一度会って彼らの話しを聴いて、その後も追跡調査してみたいと思ってしまいました。

また、大変だと思いますが、出来れば同じように中学校・高校も、山口さんに頑張って経営して貰いたいなぁと思ってしまいます。
そうしたら、世の中の他の学校も変わるところがチラホラ現れて変化を起こせるのではないかと思います。

ただし、幼児や小学校の教育で英語力を身につけるのは効果的かつ必須だと思いますので、一方では小学校に的を絞って教育を行うのはとても良いことだと思います。
ですので、中学校・高校に広げるよりも、小学校の数を増やす方が、国の未来やグローバルな社会でリーダーシップを発揮できる人を育成する上では良いのかもしれません。
今後、もう1つ小学校を増やす計画が、山口さんの頭の中にはあるようですし、出来れば微力ながら、将来のリーダーを沢山育てるという意味で、そちらを応援させて頂きたいと思いました。

下記は小学校の理念です。

「LCAインターナショナルスクールは、世界を舞台に活躍できる「個」を育てます。」

教育理念
1.社会に還元できる個の育成
2.日本語と英語を自由に使いこなし、コミュニケーションの取れる人間の育成
3.感動する心を持った人間の育成


私は成人教育の分野ですが、リーダーシップや組織開発には、もっとソフトの面でも構造的な面でもアイディアを出し突き詰めて考えて実践していきたいと思いました。
また、やはり何事も一歩づつ着実に長期的に見すえて、継続的に行っていくことの大切さを痛感しました。

この小学校を訪れて、先生達の晴れやかな笑顔や元気で積極的な子供達を見て、心が揺さぶられた一日となりました。


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Wiseワインパーティ「スペインの誘惑」

1月25日(金)はワインパーティ「スペインの誘惑」を開催しました。
去年から企画してソムリエの西村さんの協力を得て準備を進めてきたのですが、楽しみにしていた企画なので開催日が近づくと共に、ワクワクドキドキしてしまいました。チョキ


ワインを選んだのは西村さん、お料理を提供してくれたのは、代官山の「サルイアモール」のオーナー、ビクトルさん。
乾杯した後は、西村さんのスペインワインに関するミニトークでパーティはスタートしました。


当初予定されていたのはこの6種、泡1、白1、ロゼ1、赤2、デザートワイン1
どれも美味しくてビックリ!特に白ワインのアルバーリニョは評判が良くて、パーティ後に購入した人もいました。
私も白ワインは美味しかったし、タンペスタというプリエト・ピクード種とテンプラニーニョ種のブレンドで作っている赤ワインも素晴らしかった。私は白か赤か迷った末に赤ワインのタンペスタを週末に購入。

来てくれた人達も皆美味しい!と喜んでくれたので、本当に良かったです。


〆のご飯は、肉のパエリア。肉の風味とトマトのしっかりしたパエリアで、赤ワインとの相性バッチリ

結局、皆で盛り上がったこともあるけれど、31名で用意していた30本のワインでは足らずに、40本近くのワインが空いてしまいました~。ぎょ


色々な業種や会社から皆来ているので、初めて会う人が多いと思いますが、”美味しいワインや食事って人を繋ぐな~”と改めてワインと食事が持つ力を実感。
初めて会った人達が、楽しく互いに歓談している姿を見るにつけ、そんな思いがふつふつと頭の中に湧いてきました。

今回のワインパーティでの学びは、パーティの主旨や意図、予算を伝えたら、「お勧め料理はお店の人に、お勧めワインはソムリエに選んで貰うのがベスト」。

次回、4月ワイン会も上手くいくといいな~。



イベント、観劇 : 17:51 : comments (x) : trackback (x)
マリンバの演奏はおもてなしの心

先週の日曜日にマリンバの演奏を聴きに行きました。
SINSKEさんという日本人男性の演奏者です。

今回はSINSKEさんを応援する友人の誘いを受けて、イベントに参加したのですが、良い意味で想像を裏切られました。

演奏は静かにアメージング・グレースの曲からスタートし、そしてアフリカのリズミカルで躍動感のある楽曲に移りました。
間近で聴くマリンバの音は力強く、エキゾチックで、段々と自分の体の内側からエネルギーが立ち上がってくるような感じがあります。
そして、目を閉じてリズムに体を預けながら演奏を聴いていると、まるで違った空間の世界をさまよい歩いているような気持ちになってきます。

エネルギーが上がるなぁ、、と思いながら、あっという間にニ曲が過ぎると、意外にも「ここで休憩しましょう。ワインと食事で歓談した後に演奏はまた」という演奏者からの言葉。

えっ?途中で休憩??とやや驚きながら、食事が用意されているテーブルに移ると、ウェルカム・シャンパンが用意されていてまずは乾杯。ワイン
さらに、続いてお料理が得意という演奏者のSINSKEさんが作るワインとあわせたおつまみがサっと出てきます。

「僕はパーティ向けの一口スプーンのお料理が割と好きなんですよ~」と言いながら、見た目にも味も美しい一口スプーン



見た目にも美しいけれど、この一口スプーンがまた本当に美味しいオッケー
口に入れると、鮮度の良いよく冷えた、ウニ、キャビア、ホタテ、いくらの味がゆっくりと口の中で広がっていきます。
上下の写真、一見同じ素材ですが微妙に香りが違い、それぞれに違う風味を味わえるようになっています。



音楽って音のハーモニーとリズムの組み合わせのアートだけれど、お料理も実は似ていると初めて認識。
それぞれ違った味と触感の素材のハーモニーを、こんな風に美味しく仕上げられるのってすごいと思いました。

その後カキを使ったお料理も、松坂牛を使ったお料理もどれも一ひねり加えていて、抜群にセンスが良くて贅沢。

やはりアーティストが作る料理は違うと妙に感心していると、次なる企画はワインのブラインドコンテスト。

カリフォルニア、イタリア、フランスのワインがそれぞれ3種類用意されていて、当てるのはズバリ「お値段の松竹梅」。
来ている人はワイン好きな方もいるようで、皆、楽しんで熱中して参加していました。

途中SINSKEさんに「演奏だけでも楽しいのに、お料理まで作って出して頂けるなんて思ってもいませんでした」と声をかけると、
「僕、人に喜んでもらうのが好きなんですよ~」と力むことなく、さらっと返ってくる答えが何とも爽やか。
その心があるから、SINSKEさんの演奏って何だかこちらの心を動かされるのかなぁとふと思ってしまった。

その後、再びSINSKEさんの華やかなマリンバの演奏が始まり、オリジナル曲を演奏。

ワイン&食べることが好きな私にとっては、本当に満喫した日曜日の夕べとなりました。






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2012年初島ビジョンメイキング

今年の初島では、コラージュではなく、手書きでビジョンを作成しました。
この2年位、コラージュで画像を貼り付けてイメージするのではなく、自分の中にある思いを手書きで表現したくなってきている。
この10年、自分は本当に何をしたいのか?どんな貢献や価値を提供できるかをよく考えているせいかもしれない。
エネルギーの向け方が気になるこの頃です。





講演会、セミナー : 13:02 : comments (x) : trackback (x)
第2期ワイズサークル7回目

11月17日(土)は第2期ワイズサークル7回目のセッションを開催。
残念ながらメンバーの1名が手術して入院中のため欠席。

今回はヒューマックス㈱の木村孝講師をお招きして「統合」というテーマでセッションを行って貰いました。


今回、リフレクション・ラウンド・テーブルを行っていて、参加者の皆さんの中に沢山の変化が起きていることを感じました。
仕事の中で、人間関係の中で、振り返りを聴いていて、その起きた変化に驚くことが沢山ありました。

このリフレクション・ラウンド・テーブルは、本当に面白い。
リフレクションを行うことで、人の意識は確実に変化するし、成長するということを実感できます。
こういう活動を個人的には、もっともっと増やして行きたいと感じます。

午後からの「統合」のセッションでは、私自身も参加してみたのですが、幾つかのワークを通じて、今一度自分自身を振り返ることが出来ました。
日々生活を送る中で、偏ることもあるし、冷静に起きた出来事を受け取ってみると、変えられることは沢山あるなと思いました。

次回初島でビジョンを作成するワークショップに繋がる良いイベントになりました。


講演会、セミナー : 17:21 : comments (x) : trackback (x)
ミルちゃんが我が家にやってきた

ノルウェイジャン・フォレスト・キャットのミルちゃんが家にやってきました!
あまりに可愛くて、一目惚れしてしまいました。ハート

初めてきた家なのに、ダラーっと安心して寝ている姿をみると、飼い主の観月先生がとても可愛がっていることがわかります。


猫は耳の裏をかいてもらったり、喉をなでられるのが大好き。
ミルちゃんもなでて貰うのが大好きのようで、初めて会った私のことも怖れずに、気持ちよさそ~になでられています。
毛もフワフワしていて、思わず顔を埋めたくなっちゃいます。

今は一時的にうちの旦那さんの事務所でミルちゃんを預かっているのですが、猫好きの私のために時々こうやって連れてきてくれます。

あ~、猫が飼いたい!!!でも家を空けることが多い私には無理~ 涙

しかし、もしかしたら、ミルちゃんは猫が飼えない私に対する神様のお恵みかもしれません。
こうやって、時々でも猫と一緒に過ごせる幸せを手に入れることが出来るのですから。



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ブランドマーケティング

昨日、第2期ワイズサークルの6回目のセッションのテーマは「ブランドマーケティング」

㈱コンプリシティ・オブ・クリエイションの取締役であり文化服装学院の講師も務めている波多野辰美さんと、エムエヌシープランニングの代表の中川紀元さんに、講師として来て頂きました。
(余談ですが、会場に来られた波多野さん、ふと見ると黒く日に焼けた足がニョッキリ、半パンのスーツ姿。齢、60歳になられているとおっしゃってましたが、とてもよく似合ってました)


作れば売れた「プロダクトアウト」の時代から、消費者ニーズに対応する「マーケットイン」の時代に、そしてこれからは「クリエイト・アウト」の時代であるという市場環境の変遷の中で、生き残ってきている身近な「ブランド」の特色を考えることで、ブランドマーケティングとは何かを考えました。

百貨店でいえば「伊勢丹」。
一つの靴売り場で、安い庶民的ブランドのシューズから、プラダの靴まで同じ場所で履いて買うことが出来るのは世界でも伊勢丹だけ。
普通はブランド毎に分かれているけれど、お客様がお買い物しやすいようにという視点で、考えられた売り場になっている。
(そういえば伊勢丹は「売り場」と言わず、お客様視点に立った「お買い場」という表現を使っている)
ちなみに新宿伊勢丹は私の大好きなデパート。2008年のブログにも「新宿伊勢丹」というタイトルで書いたことがあるが、伊勢丹は世界的にも認められた存在らしい。
例えば毎年行われるコレクション(NY→ロンドン→ミラノ→パリ)のランウエイの一番前列の席は、モデルと共に写真が掲載されるフロントローと呼ばれるなかなか手に入らないセレブなシート。
この希少なフロントローのシート、伊勢丹の人達には毎年インヴィテーションが届くそう。違う百貨店だと「うちなんて、座席はおろか立ち見ですよ」なんてボヤキも出るらしい。

また伊勢丹の2階の「お買い場」をケースにして、「どんな感性を持った人」を惹きつけたいかという徹底した視点と戦略を持って、「平場(ひらば)」を作っているということを学ぶ。
学生さんが作成した、ひら場を感性ごとに4つの区分に分けた、主に写真画像を使った貼りパネボードがとても分かり易く参考になった。
どんな人を表すこの「感性」については、かなり興味深くもっと知りたいと思った。人はある「感性」を持って生まれてきて、それは年齢を重ねても変わらないらしい。
感性は、どんな車を選ぶのか、またどんな服、食事、小物、家具やライフスタイルを選ぶのかの無意識の「基準」になっていて、一貫し共通したものがある。

その「感性」について9つにまとめられた"Emotional Proguram Bible"という書籍があり、伊勢丹もメンズ館でこのコンセプトを使っているとのこと。(早速、私はアマゾンで購入)

世界第3位のブランドに登ってきた年商6千億円のユニクロの場合、90年代後半にフリースジャケットが大ヒット。
しかしその後、イオンなど安売りに強い会社が同じものを作って販売、2000年には30%減の急降下。
2009年にはヒートテックがヒット、あっという間に売り切れた。
その後、国内で7000枚作って売り切れ、昨年は1億枚作って売り切ったそう。
日本の総人口を考えるとすごいですよね~。
ユニクロと東レの協働で生まれたこの技術、なかなか他社は勝てないそうです。
フリースの時とは違い、ヒートテックは「"これがいい"と選ばれる製品=ブランド」へと進化。

高い機能がヒートテックの「独自性」へと繋がっている。

ただし、ユニクロが世界第1位と2位のH&MとZARA(両者とも僅差、1位のH&Mが年商1兆6千億円)を抜いて1位になるには、難しいかも、、、と。
詳しくその理由を波多野さんは語らなかったが、
例えばH&Mは、安いだけではなく個性の強い商品が多い。有名なデザイナーのパクリもあるけれど、独自のデザインを持っていてオリジナリティがある。
だからターゲットとなる若い女性達から注目され、買いたいブランドになっている。
デザインにおいて、ブランドの独自性を打ち出しているから"デザインで選ばれるブランド"になっているし、売上げ規模も大きくなる。
そう考えると、ユニクロの場合、下着という狭い領域でしかも機能なので、洋服のように何枚も買いたいっていうものじゃないからなぁ。

まとめると今後のブランド・マーケティングを考えた場合、
「これでいいや」と選ばれるのではなく、「これがいい」と選ばれるものを提供する必要があるということが見えて来る。
例えば万人に好かれて無くとも、5人が熱烈に支持してくれるようなものを作り提供する。
そうすると同質化→陳腐化→価格競争→飽きられる というシナリオに陥ることはない。

そうなると、一体「誰のためのブランドなのか?」ということがまずは前提。

①「誰のため?」
②「どんな人」
③「何を自慢する?」
➃「どんな見え方?」

上記のことは、自分自身のパーソナル・ブランドを高める(選ばれる人)ことにも当てはめることができると思う。

①自分の専門性は何か?(どんなことに対して強みを発揮できるのか)
②その専門性を生かしてできる仕事は何か?
③他の人にはないあなたの強みは何か?
➃あなたが大事にしている価値観は何か?価値観を通じて周りにどんな貢献が出来るか?
⑤その自己イメージを表現し、他にインパクトのある印象度の高いアピアランスを作るとしたら(髪の色・スタイル、服装、小物、立ち居振る舞い、話し方)、何が必要か?

個人的には上記5つを突き詰めて考えて、日々謙虚な気持ちを持ってアンテナを張り精進することが、人から「この人がいい」と選ばれるという点においては大事だと思う。
また成果を創る上では、専門性を持ち日々高める努力をすると共に、幅広く視野を広げて自分の領域以外のことにも好奇心を失わずに学ぶという姿勢が同時に重要と思われる。
新しいものを生みだすには、常に違った視点が必要となる。

今後のリーダーシップの教育の中で、ミッション・ビジョンの探求の時に、この考え方を応用できるかもしれない。
また、それとは別に関係者の協力を貰って、パーソナル・ブランディングのセッションを別に開催してみてもいいかもしれないなぁ。








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