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秋の味覚とお神輿し

日曜日の夕方、駅前に買物に出かけるとなにやら賑やかな...
と思ったら、町内会の人たちが〝お神輿〟を担いでいる。


皆で声を出しながら、わっしょい、わっしょいと進んでくる。
思わず足を止めて見てしまった。


お神輿を担いでいるのをみると、
ゆっくりとした進みの中にある躍動感とエネルギーで、こちらも見ていて興奮するが、何だか不思議と胸がじ~んとする。
なぜか、その様子に毎回「いいなぁ~」と感動してしまう。

町に住んでいる年配の人、若い人、子供、皆が一緒になって力を合わせ、一つのことをしている姿に感動するのか..
それとも、夢中になってお神輿を担ぐ人たちの姿に感動するのか..
はたまた、日本古来より伝わるお祭りの儀式によって、日本人としてDNAが触発されるのか...

いずれにしても、ワクワク、ドキドキ、ジ~ンを体験できる。

そういえば私は、「力を合わせる」という言葉を使うとき、よくこのお神輿のイメージを思い出す。
〝一体感をもっとも感じられる、分かりやすいシーン〟の一つだからなのかもしれない。

ちなみに、お神輿しを担いで方向転換するのは、結構難しいと聴いたことがある。
皆の歩調とか角度がきちんと合わないと、重心が動いてダダダ~っと崩れるかららしい。
ずっと昔、夏の千葉県の多古市の近辺で、お神輿しが何度か崩れかけたのをみたことがある。

そのためには、テンポを合わせて進めるリーダーが必要である。
担いでいる一人ひとりは、リーダーの舵取りに注意を向け、重さに耐えて周りのテンポに合わせなくてはならない。
結構な重労働である。重い神輿しならば、大変である。

だからこそ、担ぎ手は、集中して一生懸命になるのだろう。
「会社組織にも、こういう躍動感を生み出したいなぁ~」と、仕事柄ついつい考えてしまう。

お神輿を見た後、嬉しくなって、〝収穫〟となる秋の味覚をついつい買いすぎてしまった。むむっ
地元のお神輿は、地元の経済に貢献している????


徒然なるままに : 13:24 : comments (x) : trackback (x)
ハウス・ウォーミング・パーティ

連休中の日曜日は、カラっとした秋晴れの気持ちの良い日だった。太陽

この日は、午前中から仕事仲間のT氏こと〝岡ちゃん〟の新居のお披露目会があった。
埼玉県に住む岡チャンの新居は東武東上線の「高坂駅」から車で5分位の場所である。

池袋から急行で1時間で、「高坂駅」に着く予定だが、
電車の窓から景色を眺めていると、ちょっとした小旅行気分になる。電車
緑の田畑と山、川の、のどかな景色に変わってくるからだ。

そういえば、岡ちゃんの家の近くにはホタルがいるらしい...。

岡ちゃんと、岡ちゃんの息子さんが運転する車に皆で便乗し、新居に到着。

ハリウッド映画の「ホーム・アローン」に出てくるような
〝アメリカン・ホーム〟を建てたいと、岡ちゃんは語っていたが、夢は実現したようだ。
外壁のグレイッシュなピンクが、綺麗である。
ちなみに、ライムグリーンの服を着た後姿の男性が岡ちゃんである。


玄関に入ると、少しカーブの入った階段とシャンデリア
広い玄関の左右には、家族とゲスト用のクロークがあった。
ゲスト用のクロークがあるのはとても便利。
さっそく、バッグを置かせてもらうことにした。


ガレージからバックヤード、1階のお部屋、2階のお部屋へと、
岡ちゃんが〝お宅拝見ツアー〟をしてくれたが、何とも羨ましい広さである。
敷地は100坪あるらしい。

お互いに自己紹介した後、早速庭に出てパーティがスタートチョキ
バックヤードのテーブルや塀の色が、外壁のピンクとよくマッチしている。
きっと色々とディテールにも拘って、家を造ったのだろう...、新居を造るのって楽しそう!!!


今回、岡ちゃんの好きな色が〝ライムグリーン〟だということが分かった。
彼が着ていたポロシャツ、ホームオフィスの時計、バックヤードに用意されたクッションの色。
全てライムグリーンである。彼に何か贈るときにはライムグリーンの色を使おう。チョキ


パーティの食事は、岡ちゃんの奥様の手作り料理とバーベキュー。
私は、20名以上の食事を用意した岡ちゃんの奥様に感動ねこ
手料理はどれも、とても美味しかった。





ゲストのI氏が、お祝いに、大きなサイズのケーキを持ってきてくれた。
(I氏は毎回そういった細やかなことに配慮する。えらい。)
ケーキは20名が楽しめる大きさのサイズで、かつとても美味。
おそらくI氏の地元の鎌倉で、美味しいと評判のお店なのだろうと思う。


ワインとビールで気持ちよくなってきた頃に、
ゲストのN氏の伴奏で、N氏の奥様がボサノバを披露。
ビックリするほど上手で、まるでプロの歌手のよう。
聴き入ってしまった。


玄関での集合写真。
この人数が納まるのだから、相当広い玄関である。


新居って、家族のこだわりとか夢が詰まっていて、いいな~と思う。
私も模様替えしたくなってしまった。




イベント、観劇 : 09:35 : comments (x) : trackback (x)
チェンマイ・ドリーミング 再びリトリートの世界へ

2年前の2007年11月にタイのチェンマイで
ビジョン・メイキング・セミナー」を行った。
1年を振返り、翌年以降の自分の夢・目標など、〝ビジョン〟を探求する旅の企画である。

このセミナー自体は、毎年12月に「初島」で行っているのだが、
タイ在住のタミー女史のコーディネートに〝あやかれる音符〟ということで、
07年は、チェンマイのリゾートで行うことにしたのだ。

そして、このチェンマイの旅で、いつでもどこでもカリンバを奏でていた「堀田峰明」くんは、かの地で泉のようにドンドンと新しい曲のインスピレーションが湧き、このたび、その曲を基にしたCD、「チェンマイ・ドリーミング」を制作し発売した。

12日(土)は、その発売記念コンサートとパーティを、
南青山の「カ・アンジェリ」というレストランで行った。
チェンマイのセミナーに参加した人たちや、内輪の友人など50名前後の人たちが、彼のオカリナとカリンバの演奏に聴き入った。


私は特に、カリンバの演奏による組曲「はじまり」~「予感」~「あこがれ」~「ざわめき」~「それから」に引き込まれた。
音楽を聴きながら、チェンマイの風景、匂い、風の感触をものすごくリアルに思い出したからだ。
何ともいえない、居心地の良い音とメロディである。


環境音楽家の小久保隆さんも、来られていて、
彼の楽曲の中に、川のせせらぎや、虫の音など、自然の音を組み合わせていくのだが、これも心地よさに繋がっていたのかもしれない。

ボックス2ボックス2ボックス2ボックス2ボックス2ボックス2ボックス2ボックス2

さて、その07年のチェンマイを振返ってみたい。

チェンマイの市街地の喧騒から離れ、山と田園に囲まれた
フォーシーズンズ・ホテル」は、エキゾチックでそれでいて懐かしく、
静寂が漂う、最高!の場所だった。
写真は、フォーシーズンズのレストランのテラスから撮影したものである。
私たちは、ここに泊まりセミナーを行った。


偶然にも「ロイカトン」という満月の時に行われる、
水の神様に感謝するお祭りの時期となったため、
特別な飾りつけや、お祭りのイベントが用意されていた。


リゾートの中はロビーやレストラン、階段、スパ、部屋、通り道など
あちこちに、色鮮やかな花が綺麗に飾られていて、見ているだけで華やかな気分になる。


セミナーは3泊5日中の半日となるため、
それ以外の時間は各々、リゾート内で過ごす、象乗りに出かける
川くだりをする、ショッピングをする、古都をお寺を中心に周るなどした。






またタミー女史の取計らいで、2日目の夜は、
フォーシーズンズのクッキング教室で、タイのシェフに、料理を実演してもらって、
代表的な料理トートマンクン(エビのさつま揚げ)などの御料理を教えて貰い、
皆でとっても美味な、タイ料理のコースを食べた。


コースの一品である、ヤムウンセン(春雨とエビのサラダ)
器となるくり貫かれたフルーツの色が、とっても鮮やかなピンクで、タイならではのプレゼンテーションである。


翌日の夜は、やや市街地に近い「マンダリン・オリエンタル・ホテル」にて、
タミー女史の〝招待!〟で、全員がロイカトンのディナーを楽しんだ。
綺麗なタイ女性のダンサーが、私たちの個室にも来て踊ってくれた。


マンダリン・オリエンタル・ホテルのコーディネーターの女性が、
記念の集合写真を撮影してくれた。


ロイカトンのお祭りでは、自分の願いを込めて、
バナナの皮を編んで作った船に、お供えの花とフルーツ、お香を乗せて池に流した。

しかし、もう一つのイベントとして、皆で来年の豊穣(自分の成果)を願って、熱気球を空高く飛ばした。
全員で熱気球のすそを持ち、気球の中の温度が上がるまで待って、気球を一斉に離すようにする。


すると、気球は空高くグングンと上昇していき、あっという間に米粒ほどの大きさになり、最後は見えなくなってしまった。


ロイカトンのお祭り中の夜は、チェンマイ市街から夜空を見上げると、ダーっと〝宇宙人の襲撃?〟のごとく、100個以上の気球がゆらゆらと見える。
各家庭、ホテルや街中で、皆が上げるのだから、そういうことになるのだろうが、バンコックでは安全上の問題で、熱気球は上げないそうだ。
しかし、初めてみる眺めであり、これは圧巻であった。

翌日は、王室ゆかりのお寺である、山頂にあるドイ・ステープ寺院にお参りに行った。
タイ独特の〝ピカー〟っとした黄金色の屋根と、真っ青な空のコントラストが綺麗である。
ここは山頂であるがため、空気も乾いていて肌寒く、バンコックのお寺とはまた違う雰囲気がある。
ここのお寺では、お坊さんのお経の後、「仏様のお守り」と「自分」にお坊さんから「聖水」をかけて頂いた。


この旅は3泊5日という短い期間だったが、
皆で、〝チェンマイの豊かな自然と風景に浸り〟、〝お祭りを楽しみ〟、〝美味しいものを食べ〟、〝来年以降のビジョンを作り〟、〝仏様と自然の神様から、沢山のご加護を貰って戻ってくる〟というかなり贅沢なものになった。
いつかまた、チェンマイの地で開催してみたい...。(来年はナパにコミットしているが)


今回は、堀田さんの「チェンマイ・ドリーミング」のCD発売記念という機会によって、再びこのチェンマイの時の感覚を取り戻せたのは嬉しかった。

今晩は、余韻を楽しむべく虫の音を聴きながら、彼のCDを聴こう。




徒然なるままに : 16:15 : comments (x) : trackback (x)
パワフルウーマン

月曜日、『ACT4(アクトフォー)』を発行している〝サトマリ〟こと、「佐藤真理子」さんと家の旦那さんの3人で広尾で食事をした。

『ACT4』は、オペラやコンサートの情報を満載した情報誌だが、音楽とともに東欧など色々な国の食や、文化、歴史などをきれいな写真とともに紹介しているので、クラッシック音楽に詳しくない人が読んでも面白い雑誌だと思う。

『ACT4』が主催する「クラブ・インプレサリオ」という5000名の会員組織があるのだが、そこに入会すると、ACT4の定期購読と、優先的に入手が難しいコンサートのS席を確保、クルージングやパーティなどの様々なイベントに参加することができる。
ちなみにパーティでは、皆さんロングドレスとタキシードというドレスコードである。
いわゆる〝セレブ〟向けのサービスである。
全国でも、クラッシック音楽を中心とした「アッパー・マーケット層」のクラブ組織はない。
というよりも、きちんと囲い込みのできたクラブ組織は滅多にないと思う。
だから、『ACT4』の「クラブ・インプレサリオ」は希少である。

真理子さんは、一目でひきつけられるオーラを持っている。
彼女が持っている情熱や信念が、エネルギーとなって発散されているのかもしれない。
真理子さん自身が主催して、クラッシックの音楽会を開催したりすることがあるが、
それ自体、大変なエネルギーが必要であると思う。
そういえば、雅楽演奏家の「東儀秀樹」さんを最初に一般に紹介したのは、真理子さんだそうだ。
以前仕事を通じて、東儀さんの演奏を初めて聴いたときに、宇宙と繋がる感じがして、「これは、もっと世に紹介しなくては!」と思ったそうだ。

「音楽好きの知り合いから勧められて、ピアニストの大田さんの演奏を聴く機会があったの。私も色々な人の演奏を聴いているでしょう、でも、彼の演奏にズンズン引き込まれていく自分がいて、これは素晴らしい...と思った。彼は、もっと海外で挑戦するべきだわ」と、キラキラと瞳を輝かせて、熱く若いピアニストの大田さんについて語る真理子さんの話しを聴いていると、思わずその世界に引き込まれてしまう。
このご時世でも、「クラッシックの音楽会」の開催などに向けて、なぜタイアップする「スポンサー」をきちんと引き込めるのかも、うなづける。

また、真理子さんと私は、案外共通の知人が多いのだろうと思う。
「一流ホテルの支配人」や、「名旅館の女将」、「ジャガーやBMWのクラブ組織」のサービスの運営をしている会社の社長など、共通の知人の話題で盛り上がる。
真理子さんはもともとセレブ向け雑誌「セブンシーズ」の編集長をしていたのだから、そういった知り合いは多いと思うし、私も「一流ホテル」と「名旅館の顧客サービス」をやっていた時があるので、かぶる人は多いと思う。

真理子さんとは、うちの旦那さんから紹介されて会ったのが最初である。
うちの旦那さんは自分の仕事以外に、「14の団体」の事務局とか事務局長をしているので、驚くくらい色んな人を知っている。
14もの団体に顔を出すことや予定を考えると、「ゲッソリ」してしまう人も多いと思うが、彼の場合は人に会うのが大好きなので、少々疲れても、普通の人のようにそれが苦になることはないようだ。
楽しそうにイソイソと毎日出歩いている。

彼のそういったご縁のおかげで、私も色々な人と出会えるのは、ありがたいことである。
それは昔からそうだが、今も昔も変わらない。

特に真理子さんのような女性とのご縁は格別である。
国を超えた広い視点と、その視点をきちんとビジネスに繋げられる柔軟な発想と手腕。
一緒に話していると、楽しくなりこちらの発想もグンと広がってくる。

クラッシック音楽を通して、自分の感性を広げることにグっと興味が湧いてきてしまった。


徒然なるままに : 10:28 : comments (x) : trackback (x)
選挙が終ってみて

かなり迷いながら、先週の日曜日に衆議院選挙の投票を行ったが、結果はやはり民主党の圧勝だった。

当日の選挙速報の番組を、民放のチャンネルを中心に見ていたが、どこも同じようで面白くない。
その中では「テレビ東京」の番組は、結構本質を突いている議論があり、面白かった。
ゆえに、テレビ東京の番組を中心に見ていた。

その後、各マスコミでは「革命が起きた」とか、外国のメディアでは「日本の民主政治が成熟してきた」と書いているところもある。

しかし、なんだかなぁ~。
個人的には、「革命」とか「民主政治の成熟」とかいわれても、今ひとつしっくりこない。

調査によれば民主党に投票した人たちの殆どは、マニフェストに目を通してないらしい。見ている人は数パーセント?確か5%程度であると思った。

民主党の「政策」は見れば分かると思うが、
「生活者重視」を謳っているが、「経済の成長戦略」がまったく抜け落ちている。
あのマニフェストを見たら、
「本当にこれで日本の産業は育つの?借金は返せるの?失業率は改善できるの?」
と強い疑問を感じる。あれがマニフェストといえるのだろうか。
かなり今後の国の舵取りに不安を感じる。

民主党に投票した人たちも、「民主の政策に賛同して投票した」というよりは、
「自民党にウンザリして、もうだめだ」と感じて、民主党に投票した人が多いのではないかと思う。

だから、マスコミが「革命だ!」と煽れば、煽るほど、こちらはシラけてしまう。

大体、日本のマスコミは、無責任である。

今後、失業率を改善し失業者数を減らすには、
仕事のパイを増やす、つまり産業の育成が必要となる。
それはエネルギーやサービスの分野だったり、農業のような分野となるかもしれない。

そうなると、当然、「規制緩和=自由化」が必要となってくる。
グローバル化された市場の中で強い企業と産業を育てようとすれば、
新たな参入を増やし、競争力を強める必要が出てくる。
新たな人たちの参入を、容易にしなければならない。
(そうなると、外資が残るということもありえるが)

しかしこの1-2年のマスコミの論調を見ていると、
「規制緩和」=「市場原理主義」といった言論を取り上げて、
世論を変な風に誘導してきた節がある。

まともに考えれば、産業を育てるためには「規制緩和」が必要であることを前提として、
マスコミも修正すべきところを指摘し、良い方向に向かうようにすべきなのだろうと思うのだが。

私は今回の政党交代について、「革命!」と燃え立つ気にはならないが、
日本の政治を変えるきっかけにはなると思っている。

だから民主党には、官僚に、まるめこまれることなく、頑張って欲しい。
既に決定されている「無駄な箱物事業」も、廃止できるようなウルトラCを編み出して欲しい。

そして、必須課題として早急に「経済の成長戦略」を組み立てて欲しい。

どうなることやら。





政治、社会 : 11:43 : comments (x) : trackback (x)
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