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2008-11-09 Sun
わが社のクライアント企業にも、
米国の「住宅バブル崩壊」の影響が及んでいるのをヒシヒシと感じるのは、
新聞紙上で、"○○○社 下期営業利益下方修正、来年度は減収も"
なんていう見出しを見つける以上に、クライアントの担当者からの
「すみません、予算の関係上、来年度の教育計画に一部変更がありまして、
予定している研修の一つをキヤンセルさせて下さい。」
というメールを受け取った時だったりします。
ガーン
頼りとする米国市場が冷え込み、円が高騰し、株価も暴落、
企業にとっては大変な状況になってきています。
経済の専門家によれば、
円高であること利用し、過去の収益で蓄積された資本を元に、
ヨーロッパやアメリカの企業が信用収縮で動きがとれないうちに、
企業のM&Aを進めてマーケットを拡大せよとか、
これからは「ものづくり」ではなく、「新技術の開発」で
圧倒的な強さを発揮していくことを目指し、
そのために、先端技術を開発する「研究開発事業」は社外に出し、
小さな法人組織で育成する仕組み(テクノロジーエッグ)を作る必要がある。
ただし米国ほど人材を集める磁力がなく、
技術系ベンチャー企業を育てる「生態系」が十分に育っていない環境下の
日本企業に対しては、極端な言い方をすれば
株主を一切無視した経営を行う「株主無視論」を唱える人もいます。
最終的にはそれが株主の利益になると。
さて今後、日本の企業はこの波を潜り抜け進化できるのか?
進化できるとしたら、
世界同時に起きた未曾有の経済危機は、政府と企業で連携し、技術と資金力をもとに
世界の経済を、真の意味でリードする役割を担う転換期となるかもしれない。
いやまさに、危機をチャンスとして欲しい
ここで思い切って、日本企業はこれまでに溜め込んだ収益をもとに、
「攻勢」に転じて、M&Aをどんどん進めて欲しい
更に日本の政府は、お金持ってるんだから国際的な場面で、
もっと堂々と意見をアピールして欲しい。
外交の戦略も、隣国を見習って、もっとしたたかになって欲しい。
そのためにも、前のブログで書きましたが、
安定多数の政権は絶対になくてはならないと思います。
国の顔となる首相が1-2年でコロコロ交替する国が、信用されるわけもなく
世界においてまともなリーダーシップを発揮できるわけがない。
と思います。
そんなことをツラツラ思いながらも、昨晩は、久しぶりに学生時代の友人4人で集まり、
青山にある大好きなお店、アンダーグラウンド・MR・ズーガンズーで
キャーキャーと、ワインとお料理を楽しみました。
私はここのワインとサービス、本当に大好きです
まずは、みんなで久々の再会に乾杯です。
私以外の三人は、皆子供がいます。
ゆえに、もっぱら子供や、最近のドラマ、主人の話しで盛り上がります。
「民放ドラマ」にとんと疎い私
こういうときが情報収集のチャンスです。
「へぇ~、それで"太王四神記"ってどのチャンネルでやってるの?」
「スマップの中では、中井クンの演技が一番いいんだ?"砂の器"がいい?」
「最近は高橋克典が好き?彼のクシャっとした笑顔が好き。」
「太王四神記」、今度、観てみよう。
このメンバー、一番長~い友人だと、中学校の時からの同窓生です。
一緒に夏の炎天下のジリジリと暑い校庭で、体育の授業を受けたりして、
あのとき、友人のT子は、一緒に校庭で並んで座って休憩していて何か臭いなぁ~と
思っていたら、犬のフンの上に座っていて本人は全く気づいていないとか、、、
数々の逸話を持つユニークな友だったりします。
それぞれ環境はすっかり変わりましたが、"そういった意味"でも、
お互いに気心の知れた面々でもありますので、
楽しくお酒が飲めます。
まずはズーガンズーのアミューズから
ほんのり甘いマカデミアナッツとの相性がピッタリのプロシュート
コフィン・ベイのミルキーな牡蠣!
くるみとゴルゴンゾーラのクロスティーニも最高!
無理いって創って貰った「冷製トマトのパスタ」
(ありがとうございます!!)隠し味の10年熟成のバルサミコが絶妙。
最後に頂いた2種類のシラーズ
経済危機でも、友人と一緒に美味しい食事ができることに感謝
by bandoh
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