Main
イタリアより 西洋漢方?

エルボリステリア(西洋漢方ハーブ処方?)のIL GELSOを訪問。

コーディネイターのマキさんのご主人ジョゼッペのお婆さんの代から
ずっとお世話になっているところだそうです。



中に入ると、ズラリとハーブや、サプリなどが棚にならんでいます。

IL GELSOに置いてあるサプリや液体は、
全て、ドットーレ(医師)のブルーノ先生が調合しています。


こういったものに目のないW女史、興奮して
「あら、これ何?効能は何なんですか?
えっ、先生にその場で調合して頂くこともできるの?
私、絶対にお願いしたいです。
先生はどこ、どこですか!!」


なんて、ワイワイしてお店の中を物色中のところへ、
ちょうど、出かけていたブルーノ先生が戻ってきました。

W女史の迫力と熱意に圧倒されながら、
(大体どこの国に行っても、W女史、その押し出しで一目置かれます。)
ブルーノ先生、にっこり笑って、サーっとその場で
ハーブを調合してくれました。


喜ぶW女史


特に、ここの胃腸薬と、プロポリスはよく効くようで、
プロポリスは風邪の引きかけの時、
胃腸薬はワインを飲みすぎて胃がもたれたときにはピッタリなんだそうです。

以前、マキさんの知合いの日本人が、
喉を痛めて風邪を引きかけていたので、
ここのプロポリスを渡したらピタっと治ってしまったとのこと。うさぎ

後でその方、日本でプロポリスを購入したそうなんですけれど、
効き目が全く違うようで、こちらから買って送って貰ったそうです。

興味津々で私も早速、お奨めのものを購入してきました。

フィレンツェではサンタマリアノヴェッラ薬局にも立ち寄りましたが、
イタリアって、昔ならではの伝統に従ったレシピと製法で作られる
石鹸とかハーブとか、バイオダイナミクス農法とか色々あって
奥が深いです。

ブルーノ先生、年に何回かワークショップも開いていて、
彼の自宅に宿泊して受講できるそうです。

ひとしきり盛り上がって、各々ハーブやサプリを購入した後、
次の場所へと移動。

下の写真は移動する時に、オストゥーニの街を外側から見た時の写真です。


コーディネイターのマキさん、私達のリクエストに沿って本当に色々な所を
巡ってくれました。
ちなみに彼等の家もやはりオリーブ畑を所有しているので、
自宅で使うオリーブオイルは揚げ物にいたるまで
フレッシュなエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルだそうです。
贅沢~。ぽわわ

さて、私達はプーリアの地元ワイナリーへとやってきました。
ワイナリーのオーナーの息子さんが出て対応してくれましたが、
結構な数のボトルを出してくれました。(気前いいです)

アメリカのナパでも、もう殆どのワイナリーは有料ですが、
ここ、CANTINE DI MARCOでは全て無料でした。

ちなみに、ジョゼッペによれば、
ロゼ・ワインの発生の地は、ここプーリアだそうです。

ロゼだとちょっと甘めかなぁ~と思いつつ、トライしましたが
試飲したワインの中でも私が一番美味しいと感じたのはここのロゼでした。



その地を訪れてみて感じることは色々ありますが、
ここプーリアでは、人が本当に自然にスローライフを
送っているなぁと感じます。

街の中でずっと一日中、話しているリタイア後のおじさん達、
夜遅くまでずっと外に出て、延々と話し続ける男、女、子供(夏休みゆえ)、
昔から今に受け継がれている「地」の素材を使った伝統料理、
美味しいものを食べることが大好きでゆっくりと食事に時間をかける習慣、
ドアの鍵をかけ忘れても、ここなら大丈夫かなと思える平和さ、
中世的な変わらぬトゥルッリの建物、
目の前に広がる1000年の樹齢を越すオリーブ畑の海。

豊かな生活ですねぇ。


旅行 : 16:06 : comments (x) : trackback (x)
イタリアより プーリア-アドリア海でウニを食べる

今日から、W女史が参加して三人の珍道中となりました。
長いスカーフを頭からかぶっている「謎の女人風」の女性がW女史です。
バンコック在住の女性経営者です。
(ちなみに、プーリアの人たちも必ず振返って見てました。)



プーリアの旅からは、日本人のプーリア在住の女性、
マキさんが案内してくれます。
(結婚してご主人とこちらで暮しているそうです)

ポリニャーノ・アマーレの岸壁の洞窟にあるというレストランを
目指したのですが、あいにく改装中で×
趣向を変えてレストランDa Tuccinoへ行くがここも× しくしく

それではということで、別の海辺のレストランを探そうということで移動

やってきました。
Alba Chiara(アルバキアラ)という海の家っぽいレストランへ
海辺ゆえ心地よい風が吹いています。
美味しいということで、日本の雑誌にも掲載されたことがあるそう。

ちなみに、ここのレストランをマキさんの旦那さんのジョゼッペは反対。
「僕は反対、あそこの親父は絶対に許せない。あいつは地元の恥だ」とはき捨てるように言う。

何でもレストランのオジサンがとってもイヤらし~い人だそうで、
以前、レストランに案内した若い日本人の女の子のお尻を
後ろから両手でムギュっとわしづかみしたそうです。がーん

確かに掴みたくなるほど、丸くて可愛いお尻だったそうですが、
お客さんのお尻を掴むイタリアの店主ってどういうこと?
そんな大胆なことして許されちゃうわけ?
とその話しを聞いてビックリ。

「どうする?」と、母とW女史に一応意見を聞くと、
一瞬間をおいたものの、「そんなの、まっ、美味しければいいんじゃない、お尻くらいどってことないわよ」
と、散々ランチを待たされているせいもあり、二人とも堂々たる貫禄で食い気を優先。
いやらしい親父だとしても、ご飯が美味しければよしということで"アルバキアラ"に決定。 

まずはアズーロビールで乾杯し、
目的のウニをまずは頼みます。
50個は頼んだでしょうか、ど~っと沢山のウニがお皿に乗って出てきます。
ちなみに日本のウニと比べるとずっと淡白で、パンにつけて食べるのがBestでした。
ちっちゃくパンをちぎって親指、人差し指、中指でつまみ、
ウニの殻の中をクルリとウニをさらうようにつけて食べるんです。
本当に軽く美味しく食べれるので1人20個位は簡単に食べれちゃいます。
マキさん曰く、こちらの方あのコッテリ濃厚なウニはあまり好まないそうです。


ついでに牡蠣やイカやムール貝、エビも頼みましたが、
こちらの人って、ムール貝も"生"で食べるんですね。


もう、何だかとっても嬉しくなって美味しくて
パクパクお替りしながら食べてしまいました。
そういえば、同じイタリアですがローマやフィレンツェと比べると
物価がまるで違うんですね。
ローマやフィレンツェの半分位の費用で食べれちゃいます。

最後はウニのパスタを頂きましたが、とっても薄味。
大阪出身のガイドのマキさんは、「うにのパスタ」は最高!といってましたが、
関東出身の私には、もう少し濃厚か、塩味が効いていた方が好みかもしれません。


楽しいお昼を食べた後、私達は、ロコロトンドという白い街に行きました。
プーリアではオストゥーニという街が白い街としてよく紹介されていますが、
ロコロトンドもやっぱり古くからある石灰岩で塗られた白い街なんですね。

ロコロトンドの街にいくと、玄関前や広場には人が沢山出ています。
繕いものをしている人や、広場でずっと仲間と話しているおじさん達。
そして歩いていると、皆が声をかけてきます。

信じられないくらい「親切」なんです、皆さん。

一度私達をどこかで見かけたらしいおばさんは、
私達が街を散策して歩いていると、寄って来てずっとイタリア語で
方角を指しながら、話しかけてきます。
(W女史がいますからリマーカブルなんでしょうが)

つまり、そのおばさん、私たちがどの家に滞在しているか知っているみたいで、
街は迷路のようになってますので、迷子にならないか心配だったんですね。
ずっと付いてきてくれて、遂に家の前まで案内してくれました。




私達は、その街の中に古くからある
石で出来ている家屋を改築した一軒屋に滞在しました。
(この辺り、どこももとは岩山をくり抜いて作られたお家が殆どです)
そして、どの家も本当に皆、同じ色で同じような外観をしているので、
気をつけないと迷子になります。

古~い、建物の中は、こんな風になっていました。
2ベッドルーム、2バスルームとキッチンとダイニングが付いています。
外見は古いですけれど、ジャグージが付いていたり、
中は清潔でとってもモダンです。
これで1泊1家210ユーロでしたから、とってもリーズナブル。







私達は、この日近くの八百屋さんとかスーパーに行って買物し、
キッチンでササっと簡単にイタリア料理を作って食べました。




旅行 : 12:20 : comments (x) : trackback (x)
イタリアより プーリアへ マッセリア・マルツァロッサ

一晩明けるとそこは天国でした。



昨日からローマを飛立ち、プーリア州へやってきました。
ホテルからのお迎えの車で、バーリ空港から1時間半以上のドライブを経て、漆黒の夜にチェックイン。
私達が滞在しているのは、農園主の館だった建物を改築し滞在客を受け入れている宿-マルツァロッサです。
青く澄んだ空と、白い建物、コントラストをなすブーゲンビリア、周りを取り囲む1000年の樹齢を越すオリーブの木。






同じイタリアですが、ローマやフィレンツェとは全く違う世界がここにはあります。

ホテルで出されるものは、地所の畑から取れたものも多く、お料理の大半はお野菜を中心としたものです。

坐骨神経痛を持つ母も、朝からすっかりご満悦で朝食を食べています。



太陽はギラギラと照り付けますが、建物の中に入るとヒンヤリとしてとても心地良いです。

マルツァロッサでは、希望すればプーリアの伝統料理を教えてくれます。
そのレシピは100以上あると言いますから、ずっと滞在していても毎日色々な料理を学べます。

私と母は、この日、プーリアの代表的なパスタ、オルキエッテの作り方を、厨房でシェフのアンナさんから教わります。
まずはアンナさんと畑に一緒にいって、元気なバジリコの葉をとってきます。
それから厨房へ。

セモリア粉をパーっと払うとアンナさんが手早く生地を練ってくれます。



すばやく生地を作り棒状に伸ばすと、今度はオルキエッテを、くるりくるりと器用に親指と人差し指を使って1個づつ作っていきます。
2秒に1個位でしょうか、早いです。オルキエッテは赤ちゃんの耳のように小さくて丸く、食感はプリプリっとした感じです。

形もナイフやフォーク、色々な道具も使って、ロール状にしたり、表面にデコボコを付けたり、沢山のヴァリエーションがあります。

アンナさんのやり方を学習したら、今度は私達の番です。
母と私で慣れないながらも何とか作製。沢山できたら、お湯を沸かして茹で上げます。(5分)
本来だと3時間は乾燥させた方が良いようです。
そこに刻んだ、摘みたてのバジリコとプーリアのトマト、オリーブオイル、塩、ペッパー、ドライハーブを絡めて頂きます。



うーん、美味しい。



旅行 : 11:12 : comments (x) : trackback (x)
イタリアより キヤロラインと再会

町のカフェでぼんやりと、人を観察するのは結構楽しいです。

特にローマの男の人のおしゃれには目が行きます。
小物やヘアスタイル、シャツの選びまで
ものすごーく吟味して気を使っているのが分かります。
ヒゲのそり方、残し方、自分に似合うメガネまで。

最近の調査によれば、イタリア人の男性と女性とでは、
男性の方が毎朝、ヘアセットにかける平均時間が長いそうです。
ローマに住む私の友人のキヤロラインが、もうウンザリという感じで教えてくれました。

彼女は、ローマの男性との間に女の子が生まれてから7年になります。

日本の大学に留学し卒業後、そのまま日本のテレビ局に勤めていて、
私の友達の縁で知り合って仲良くなった女性です。
私がしっている女性の中でも飛びぬけて正義感が強く、
行動力のある魅力的な女性で、
彼女といるとこちらが元気になります。
ただし、ファッションには殆ど興味がありません。

彼女曰く「子育てするにはローマって最悪な場所だと思う。
もうみんな見た目、見た目でものすごーく表面的なことばっかり。
キアラ(彼女の娘)も最近はお洒落に興味が出てきたみたいで
悪い影響を受けてると思う。自立した芯のある女性に育って欲しいのにねぇ。」

そう話しているキヤロラインの横で、キアラは好奇心一杯、
目をキラキラさせて、私のアクセサリーとネイルにジっと見入っています。

「バンドーさんのお母さんはどう思いますか?」とキヤロ

「そうねぇ、母親は必ず我が子に対して期待することはあるわよねぇ。
でもねぇ、なかなか、思うとおりにいかない。
その子の思ったとおりにしか、その子は生きないものなのよ。」

それ、私のこと???ねこねこ

久しぶりに再会したキヤロラインのちょっとした子育ての悩み。
会話の端々に、昔と変わらぬ信念の強さが垣間見えて、
変わってないなぁ~と、懐かしい感じがしました。
一緒によく出かけた頃のことを思い出しました。

その後、私達は一緒に食事をするのに、トラステヴェレへ移動。
トラステヴェレは小さなショップとレストランが建ち並ぶ可愛らしい町で。
昔の原宿っぽい感じがしました。

私達はその一角のキヤロラインが時々行っているオープンカフェでご飯を。
彼女は明日から撮影があり、朝からミラノへ向かうとのこと。
戻ったら北京オリンピックに向けて出発。

久しぶりの再会を祝して乾杯ワインワイン




旅行 : 20:14 : comments (x) : trackback (x)
イタリアより バチカンのガイドさん

いざヴァチカンへ!

それにしても、ローマもフィレンツェも暑い太陽太陽
ジリジリと照りつけるまぶしい太陽、硬いデコボコした石畳、
日中街中を観光するのはちょっとしんどいです。

ホテルのロビーで朝そんなことを思いながらガイドさんを待っていたら、
入り口の回転ドアからガイドさんが登場。

ムム、何とも目立つお方。
色鮮やかな赤毛を大きく膨らませ、赤に白のドット柄ワンピースの
多分50-60代の女性ガイドさん。
この方となら絶対にはぐれないかも。

「ヒュミ(彼女フミとは発音できません)、
はぐれずにヨア・マザーと一緒に必ずついてきてね。バチカンは人が多いですから」

勿論、絶対についていきま~す。

タクシーに乗りこみ、バチカンへ移動。
入り口に来ると、ゾっとするような光景が。

そう、このジリジリ照り付ける太陽の下、
人が並ぶ長蛇の列、その長さ300メートルはあるでしょうか。

するとガイドさん、すかさず、「いいこと、私にぴったりついてきて」と私達に告げるや、
ス~っと、長蛇の列を尻目に入り口近辺へ、、(大丈夫~?)
ドンドン、入り口へ近づき、エントランスのセキュリティーに目配せしたと思いきや
そのまま顔パスで入場にぱっ 



いいのかしら~と、日本人としては遠慮シィシィ付いていくと、建物の中も大混雑。
今度は入場チケット売り場が長蛇の列。

ここも彼女、スーっと別の団体チケット売場に移動。
ここで購入している人は皆さんガイドさん達。
そこへ彼女、いきなり一番先頭にいる若い男性ガイドの所へ突入。
(ゲゲ、何する気かしら?)

自分のなにやらIDみたいなものを見せながら、
「ちょっと宜しいかしらあなた、あなた何名分のチケット?
20名、そう、私は2名なの、そう2名、だから先に買わせてちょうだい。ありがとう。」

すごいわぁ~ぎょ

この2つの関門を通った後は、美術館に入場となるのですが、
美術館に入るのも大渋滞。
上のフロアにあがる階段の前で、
皆さんじっと我慢の子で、順番を待機中。

今度はガイドさん、そこは素通りして、
階段横の誰もいない、大きなエレベーターの前へ。
そしてボタンを押し、エレベーターにササっと乗り込むや、
「このエレベーター、実は身体障害者用なのよ。お母様、お膝が痛いんでしょう。」
としたり顔で、全ての関門を通過。

そして、上階で降りるとバチカン全体のアートを紹介してくれるブースへ移動。
このブースで説明を聞いた後、各展示室へ移動となります。

このブースでは大きな画像が出てくるモニターを元にガイドさんが説明をします。

ですので沢山のブースがあるのすが、ここもやっぱり混んでいて、
私達がガイドさんから説明を受けている後ろには、
後から到着した20名位のツアーが、じっと私達の動性に目を向けて待っています。

「ヒュミ、いいのよ、後ろなんて気にしなくても。
ここでの宗教的な意味や出来事を理解できなっかたら、
バチカンのアートの意義は分かりません。」ときっちりと説明をしてくれます。

後ろのガイドさんから「まだかしら」という小声での催促が来ても、
フンというそぶりとともに、シッシッ!と、手で追い払う。

「ヒュミ、あの人は資格を持っていないガイド、私とは違います。
私は国家で認められたバチカンの正式なガイドなんですよ。
そして私は、大学でも教えているプロフェッサーなんです。
私の使命は、皆さんにバチカン美術館の素晴らしさを皆さんに少しでも知ってもらうこと。」
と胸を張って答えるのでした。

そして、更にこう語ってくれました。
「私は、ほぼ毎日のように、ここへやってくるの。
でもね、毎回、必ずバチカンでは新しい発見があるのよ。」



この後も、ガイドさん、通常人が入れないプライベートな礼拝堂を見させて貰ったり、
アートについての詳しい見方や見所を説明をしてくれたり、
システィーナ礼拝堂では、立ち入り禁止のロープを外して、
「枢機卿しか座れないらしい椅子」を指して、
ここに座ってゆっくり礼拝堂で静かな時を過ごして下さいって言うし。
(そんなことして、いいの~?)セキュリティもOKって言ってるからいいんだろうけれどねぇ、、。

ともかくも、バチカンの絢爛豪華さに圧倒されたのと、
歴代の法王にまつわる裏話しのエピソードにも興味津々。
母と二人でイタリアの国家資格を持ったガイドさんのすごさを知った1日でした。




旅行 : 08:39 : comments (x) : trackback (x)
イタリアより エノテカ楽しい~

今晩は、ローマで人気のエノテカへ。

母に今晩はエノテカへ行かない?と誘うと、
「フミちゃん、エノテカってなーに?」と母。

「日本でいうと居酒屋みたいな所かなぁ。
カウンターがあってワインがグラスで色々飲めて、それで食事も出来る場所。」

「ふーん、あんまり重い食事は疲れるから、
軽い食事ができる場所ならどこでもいいわ」と母。

ホテルから近いスペイン広場にちょうどお洒落なエノテカを発見
「エノテカ・アンティーカ・ディ・ヴィア・デッラ・クローチェ」
店内も混雑していますが、外にもお客さんがあふれて楽しそうな感じです。



カウンターの席に座って、のどが渇いたという母のためにビールをオーダー。
私は赤ワインを頼み、トマトとルッコラのサラダ、そしてパルマ産のハムをオーダー。

まずは楽しかった1日にカンパーイワイン

お店でかけている音楽も結構イケてる感じでまずますの雰囲気。

母は、トマトの美味しさに感動。
「このトマト、ものすごく美味しいわぁ。味がしっかりしていて、
懐かしいような、、アラ本当に美味しい。」

私が2杯目のワインを頼む頃に、隣に黒人の女性と男性2人の3人の人たちがやってきました。
NGOの団体で働いている人たちのようで、オフィスがこの店からも近いようです。
どうやら黒人の女性が、出張できている二人を案内してきたようです。

「いいこと、このお店は、ローマでNO1のお店よ、
ワインも音楽も料理も最高、エノテカでは何たってここがベストよ」

「うちの母は、エノテカ初デビュー、初めて来たのよ」

「へぇ~、ラッキーね。初めての場所がここなんて、どう?気に入ったかしら?」

「何だかよくわからないけれど、お食事が美味しくて楽しい場所ねぇ」と母。

隣同士が気さくに話せるエノテカはやっぱり楽しいですね。

ローマの夜はこれからドンドン更に明るく楽しく盛り上がっていくのでした。




旅行 : 20:08 : comments (x) : trackback (x)
イタリアより フィレンツェのホテルにて

アルノ川沿いに建つフェラガモプロデュースのホテル、ルンガルノ

チェックインしたお部屋からは、アルノ川とポンテベッキオが見えます。





小さなホテルゆえの静かさと、気配りのあるサービスが心地良いホテルです。
ベッキオ橋から程近い場所ですから、観光にも便利な場所です。

1日フィレンツェの町を見て廻った後、
夜のお食事も、ホテルのレストランで取ることにし
ゆっくり母と二人で1日を振返りながら食事を楽しみました。











この赤い血のようなスパゲッティ。
バールのようなお店の一品です。
ワインで茹でたスパゲッティです。ちょっと日本の梅干しに近い酸味があって、見た目よりずっと美味しい。結構癖になる味だと思いました。



旅行 : 12:10 : comments (x) : trackback (x)
イタリアより  なぜ走る?

今日は、ローマのホテルに荷物を置いたままフィレンツェに移動。

これからユーロスターに乗って、1時間30分でフィレンツェへ行く予定です。
ホテルからタクシーに乗って、ローマテルミニ駅に到着。



母と二人で駅構内に入り、まずはプラットホームを探すことに。
でも、入ってみると沢山の番線があって、どの番線から出るかよく分からない感じです。

掲示されている時刻表を見ても、なかなかよく分からない。

仕方なく、駅構内のスタッフに聞いてみようと思っても、
なぜか数名が集まってなにやら相談をしている感じで質問してもまるで無視。
彼等の周りにはやはり私たちと同じような旅行客が彼等を取り囲んで、
質問のチャンスをじっと固唾を呑んで待っています。

うーん、なかなか質問できそうにないなぁ、、、しょぼん
違う場所にいって職員を探そう。

でも何とか職員を見つけて尋ねても、皆、黙って番線案内の掲示板を指すだけ。

またもや仕方なくずーっと掲示を見ていても番線案内は出ません。
出発の5分前になっても番線は出てこない。
一体何なのだろう、、、とイライラしていると、
やっとカシャカシャカシャカシャ~という音と共に、番線が表示。

ふと見ると、その音と共に一斉に駅構内にいる旅行客が、
ド~っと地響きを立てながら、ホーム目がけて走り出しているではないですか?
ぎょぎょぎょぎょがーんがーんがーん

何、これ~!!!
疾走する牛の群れみたいに、カート押した人たちが走ってるぅ~。
わけも分からずそれにつられて、
私も母も足早にホームに向けて移動を開始。汗ダッシュダッシュ
小柄な母とハイヒールを履いた私が荷物をカートにいれて、小走りに走ります。
頭の中では"炎のランナー"の音楽が、、、。

しかし、骨格も太く、でっぷりと十分なお肉をつけた欧米旅行客に混じった私たち、
走れども形勢は完璧に不利。
大きなお尻に、行く手を阻まれる形で、
一歩間違えるとスッテンコロリン、転倒事件がおきそうです。
真ん中頃まできたら走るのをやめました。

皆一様に座席は指定されているんだから、
早くいっても遅くいっても同じなんじゃないかと思いますが。
群集心理なんでしょうねぇ~、1人が走るとつられて皆走る。

イタリアの駅はちなみに皆同じだそうですね。
つまり、どこのホームに入るかは直前のぎりぎりで決まるようで、
列車は途中駅に入る前に止まって指示を待つそうです。

うーん、東京駅の構内では考えられないぶた
やっぱり日本人て、かなり機能的な人たちなんだと思います。


旅行 : 11:50 : comments (x) : trackback (x)
イタリアより

ローマに到着!!!

空港から間違って乗ってしまった白タクのおじさんにはぼったくられましたが、
(皆さん、気をつけましょう。ユーロ高ゆえ割り増し感アップですきゅー
でも、ローマの町に入れば、旅の興奮と感動で吹き飛びましたぁ音符

汚いけれど、美しい。荘厳で頑固で誇り高い町ローマにいるんだわ。しみじみ。

今回はしばらくは母との二人旅ですが、ホテルにチェックイン後、
イソイソと二人で夕暮れ時のローマの町を見下ろせる屋上にあるカフェで、
夕日が沈むのを眺めながら、まずはシャンパンで乾杯love


久しぶりのローマ、今回の旅も、満喫できそぉ~です。


旅行 : 11:38 : comments (x) : trackback (x)
CALENDAR
S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31   
<<  2008 - 07  >>
RECOMMEND
NEW ENTRIES
ALL ENTRY LIST
ARCHIVES
LINKS
SEARCH BOX