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イタリアより  なぜ走る?

今日は、ローマのホテルに荷物を置いたままフィレンツェに移動。

これからユーロスターに乗って、1時間30分でフィレンツェへ行く予定です。
ホテルからタクシーに乗って、ローマテルミニ駅に到着。



母と二人で駅構内に入り、まずはプラットホームを探すことに。
でも、入ってみると沢山の番線があって、どの番線から出るかよく分からない感じです。

掲示されている時刻表を見ても、なかなかよく分からない。

仕方なく、駅構内のスタッフに聞いてみようと思っても、
なぜか数名が集まってなにやら相談をしている感じで質問してもまるで無視。
彼等の周りにはやはり私たちと同じような旅行客が彼等を取り囲んで、
質問のチャンスをじっと固唾を呑んで待っています。

うーん、なかなか質問できそうにないなぁ、、、しょぼん
違う場所にいって職員を探そう。

でも何とか職員を見つけて尋ねても、皆、黙って番線案内の掲示板を指すだけ。

またもや仕方なくずーっと掲示を見ていても番線案内は出ません。
出発の5分前になっても番線は出てこない。
一体何なのだろう、、、とイライラしていると、
やっとカシャカシャカシャカシャ~という音と共に、番線が表示。

ふと見ると、その音と共に一斉に駅構内にいる旅行客が、
ド~っと地響きを立てながら、ホーム目がけて走り出しているではないですか?
ぎょぎょぎょぎょがーんがーんがーん

何、これ~!!!
疾走する牛の群れみたいに、カート押した人たちが走ってるぅ~。
わけも分からずそれにつられて、
私も母も足早にホームに向けて移動を開始。汗ダッシュダッシュ
小柄な母とハイヒールを履いた私が荷物をカートにいれて、小走りに走ります。
頭の中では"炎のランナー"の音楽が、、、。

しかし、骨格も太く、でっぷりと十分なお肉をつけた欧米旅行客に混じった私たち、
走れども形勢は完璧に不利。
大きなお尻に、行く手を阻まれる形で、
一歩間違えるとスッテンコロリン、転倒事件がおきそうです。
真ん中頃まできたら走るのをやめました。

皆一様に座席は指定されているんだから、
早くいっても遅くいっても同じなんじゃないかと思いますが。
群集心理なんでしょうねぇ~、1人が走るとつられて皆走る。

イタリアの駅はちなみに皆同じだそうですね。
つまり、どこのホームに入るかは直前のぎりぎりで決まるようで、
列車は途中駅に入る前に止まって指示を待つそうです。

うーん、東京駅の構内では考えられないぶた
やっぱり日本人て、かなり機能的な人たちなんだと思います。


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