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2008-07-07 Mon
今日から、W女史が参加して三人の珍道中となりました。
長いスカーフを頭からかぶっている「謎の女人風」の女性がW女史です。
バンコック在住の女性経営者です。
(ちなみに、プーリアの人たちも必ず振返って見てました。)
プーリアの旅からは、日本人のプーリア在住の女性、
マキさんが案内してくれます。
(結婚してご主人とこちらで暮しているそうです)
ポリニャーノ・アマーレの岸壁の洞窟にあるというレストランを
目指したのですが、あいにく改装中で×
趣向を変えてレストランDa Tuccinoへ行くがここも×
それではということで、別の海辺のレストランを探そうということで移動
やってきました。
Alba Chiara(アルバキアラ)という海の家っぽいレストランへ
海辺ゆえ心地よい風が吹いています。
美味しいということで、日本の雑誌にも掲載されたことがあるそう。
ちなみに、ここのレストランをマキさんの旦那さんのジョゼッペは反対。
「僕は反対、あそこの親父は絶対に許せない。あいつは地元の恥だ」とはき捨てるように言う。
何でもレストランのオジサンがとってもイヤらし~い人だそうで、
以前、レストランに案内した若い日本人の女の子のお尻を
後ろから両手でムギュっとわしづかみしたそうです。
確かに掴みたくなるほど、丸くて可愛いお尻だったそうですが、
お客さんのお尻を掴むイタリアの店主ってどういうこと?
そんな大胆なことして許されちゃうわけ?
とその話しを聞いてビックリ。
「どうする?」と、母とW女史に一応意見を聞くと、
一瞬間をおいたものの、「そんなの、まっ、美味しければいいんじゃない、お尻くらいどってことないわよ」
と、散々ランチを待たされているせいもあり、二人とも堂々たる貫禄で食い気を優先。
いやらしい親父だとしても、ご飯が美味しければよしということで"アルバキアラ"に決定。
まずはアズーロビールで乾杯し、
目的のウニをまずは頼みます。
50個は頼んだでしょうか、ど~っと沢山のウニがお皿に乗って出てきます。
ちなみに日本のウニと比べるとずっと淡白で、パンにつけて食べるのがBestでした。
ちっちゃくパンをちぎって親指、人差し指、中指でつまみ、
ウニの殻の中をクルリとウニをさらうようにつけて食べるんです。
本当に軽く美味しく食べれるので1人20個位は簡単に食べれちゃいます。
マキさん曰く、こちらの方あのコッテリ濃厚なウニはあまり好まないそうです。
ついでに牡蠣やイカやムール貝、エビも頼みましたが、
こちらの人って、ムール貝も"生"で食べるんですね。
もう、何だかとっても嬉しくなって美味しくて
パクパクお替りしながら食べてしまいました。
そういえば、同じイタリアですがローマやフィレンツェと比べると
物価がまるで違うんですね。
ローマやフィレンツェの半分位の費用で食べれちゃいます。
最後はウニのパスタを頂きましたが、とっても薄味。
大阪出身のガイドのマキさんは、「うにのパスタ」は最高!といってましたが、
関東出身の私には、もう少し濃厚か、塩味が効いていた方が好みかもしれません。
楽しいお昼を食べた後、私達は、ロコロトンドという白い街に行きました。
プーリアではオストゥーニという街が白い街としてよく紹介されていますが、
ロコロトンドもやっぱり古くからある石灰岩で塗られた白い街なんですね。
ロコロトンドの街にいくと、玄関前や広場には人が沢山出ています。
繕いものをしている人や、広場でずっと仲間と話しているおじさん達。
そして歩いていると、皆が声をかけてきます。
信じられないくらい「親切」なんです、皆さん。
一度私達をどこかで見かけたらしいおばさんは、
私達が街を散策して歩いていると、寄って来てずっとイタリア語で
方角を指しながら、話しかけてきます。
(W女史がいますからリマーカブルなんでしょうが)
つまり、そのおばさん、私たちがどの家に滞在しているか知っているみたいで、
街は迷路のようになってますので、迷子にならないか心配だったんですね。
ずっと付いてきてくれて、遂に家の前まで案内してくれました。
私達は、その街の中に古くからある
石で出来ている家屋を改築した一軒屋に滞在しました。
(この辺り、どこももとは岩山をくり抜いて作られたお家が殆どです)
そして、どの家も本当に皆、同じ色で同じような外観をしているので、
気をつけないと迷子になります。
古~い、建物の中は、こんな風になっていました。
2ベッドルーム、2バスルームとキッチンとダイニングが付いています。
外見は古いですけれど、ジャグージが付いていたり、
中は清潔でとってもモダンです。
これで1泊1家210ユーロでしたから、とってもリーズナブル。
私達は、この日近くの八百屋さんとかスーパーに行って買物し、
キッチンでササっと簡単にイタリア料理を作って食べました。
by bandoh
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