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石破しげる農林水産大臣

文芸春秋から出されている「佐藤愛子」さんのエッセイ-「わが孫育て」-を読んでいて、佐藤さんが石破農林水産大臣のことが好きだということを知った。(もっとも佐藤さんが文面を書いたのは04年1月28日の週刊文春で、石破さんが防衛庁長官だった頃ですが)
そして、佐藤さんが石破さんをひいきにしているという一文を読んだときには、意外というよりも"やっぱり..."という感じがしました。

私も、「石破大臣」のことが好きです。



石破さんを初めて見た時、TVのニュースか何かだったかと思いますが、正直、驚きました。あうっ

「あの特徴的な、厚い餃子の皮のような一重まぶたから半分見える、ピタっと動かない暗い目」、
「岩ノリのように頭部に貼り付いた、見事な七三分けの髪の毛」
「文節ごとに区切って"間"をあけて、噛んで含めるように、短く論理的にキチっ、キチっと話す言葉」、
「確信と自信を示す安定した揺るがない声、それでいて控えめ風な物腰と言葉遣い」

何か今までにないインパクト、アダムス・ファミリーの家族を見たような物珍しさで、私は画面に目が釘付けになってしまったのを憶えています。

それ以来、TVのチャンネルサーフィンをしている時に、石破さんが出ていると、必ずチャネルをとめてジ~っと見てしまいます。
そして彼のあの「ピタっとした目」と、「独特の語り」を、何であれ聞き入ってしまいます。
石破さん、"説得力"があるなぁと思います。
彼に言われると何だかこちらも分かった気になって、「そうだ!」と思ってしまいます。

昨年録画で見たTVタックル(朝日TVの番組)では、石破さんがなぜか都内の幼稚園を訪問していて、幼児園児達を相手に話しかけようとするのですが、まずは石破さん、輪を作って座っている子供達に対して、しゃがみこんで目線の高さを合わせて、輪の中に入っていきます。
"おっ、なかなかいいアプローチオッケー"と思って見ていたら、なぜか、石破さん周りの子供達に対して猫なで声で、"怖くないよ~。怖くないよ~。"を連発しながら、ジリジリ、ジリジリっとにじり寄っていきます。
すると、最初笑っていた子供達、だんだん蛇ににらまれた蛙のように固まってしまい、うち一人は今にも泣き出しそうな感じに...。

石破さんなりに、自分のキャラを理解して、子供を驚かせないように近づいたのが、裏目に出てしまったでしょう。
これには、番組を見ていて、かなり笑えました。あまりに可笑しいので、主人にも見せて二人で笑ってしまいました。
しかし、こういう時、撮影しているカメラマンってすごいですよねぇ。私だったら笑って肩が震えちゃって、撮影している映像が揺れるんじゃないかと思ってしまいます。

こういう映像を見ていると、石破さんて「真面目」で「一生懸命」な人なんじゃないかなと思ってしまうんですよね。ひよこ

しかしながら、「古賀誠」さん、「小沢一郎」さん、「石破」さんて、いわゆる「悪人顔」なんですよね~。
時代劇だったら、絶対に「悪代官」の役とか回ってきそうな。

失礼ながら、古賀さん、小沢さんは、もうどんなに笑顔を振りまいても、"ヒールな"匂いがプンプンしてきます。
でも、不思議と石破さんて、暗くてあんなに怖い顔なんだけど、ヒールな匂いはしない。

小沢さん、古賀さんだと、嘘~信用できない。と感じるけれど、石破さんだと誠実だなぁ~と感じる。

試しに以前、私の周りの30代後半の管理職の女性の何人かに、石破さんのことについて聞いてみたことがあるのですが、皆「割と好き」と答えてくれました。
理由は、"正直そう"とか、"言っていることにあんまり矛盾がない"とか、という意見が返ってきました。

働いている中堅以上の女性は、あの怖いビジュアルを越えて、石破さんのことを好きな人が、こちらが思ったよりも多いのでしょうか...。

彼女達、毎日、"ゴマすり"やら"偉ぶる"やら"気が小さい"やら、色んな上司を職場で見てますから、見る目は厳しいです。
その厳しいマイクロネットのような網目とビジュアルを越えて、「割と好き」と言われた石破さん、すごいです。

石破さん、ご自身の演説で"忠犬ハチ公"の物語が好きだと話しています。
「来る日も来る日も自分の主人を待ち続けた、そして最後には死んでいった。その物語を読むと今でも涙が出る」のだそうです。そしてそういう生き方を自分もしたい。そして何に命をかけるのかと。

そう!石破さんて、こちらが見ていると、そのイメージなんですよね。

政治家は、「政策」が大事です。
そしてそれをやり切れるかどうかは、もっと大事だと思います。

頑張れグー 石破大臣。
応援してます。





政治、社会 : 19:48 : comments (x) : trackback (x)
首相と哲学 本なのか?




続きを読む▽
政治、社会 : 10:50 : comments (x) : trackback (x)
未曾有の経済危機でも

わが社のクライアント企業にも、
米国の「住宅バブル崩壊」の影響が及んでいるのをヒシヒシと感じるのは、

新聞紙上で、"○○○社 下期営業利益下方修正、来年度は減収も"
なんていう見出しを見つける以上に、クライアントの担当者からの
「すみません、予算の関係上、来年度の教育計画に一部変更がありまして、
予定している研修の一つをキヤンセルさせて下さい。」

というメールを受け取った時だったりします。
ガーンがーんがーん

頼りとする米国市場が冷え込み、円が高騰し、株価も暴落、
企業にとっては大変な状況になってきています。

経済の専門家によれば、
円高であること利用し、過去の収益で蓄積された資本を元に、
ヨーロッパやアメリカの企業が信用収縮で動きがとれないうちに、
企業のM&Aを進めてマーケットを拡大せよとか、

これからは「ものづくり」ではなく、「新技術の開発」で
圧倒的な強さを発揮していくことを目指し、
そのために、先端技術を開発する「研究開発事業」は社外に出し、
小さな法人組織で育成する仕組み(テクノロジーエッグ)を作る必要がある。

ただし米国ほど人材を集める磁力がなく、
技術系ベンチャー企業を育てる「生態系」が十分に育っていない環境下の
日本企業に対しては、極端な言い方をすれば
株主を一切無視した経営を行う「株主無視論」を唱える人もいます。
最終的にはそれが株主の利益になると。


ボックス2ボックス2ボックス2ボックス2ボックス2ボックス2ボックス2

さて今後、日本の企業はこの波を潜り抜け進化できるのか?

進化できるとしたら、
世界同時に起きた未曾有の経済危機は、政府と企業で連携し、技術と資金力をもとに
世界の経済を、真の意味でリードする役割を担う転換期となるかもしれない。

いやまさに、危機をチャンスとして欲しいグー

ここで思い切って、日本企業はこれまでに溜め込んだ収益をもとに、
「攻勢」に転じて、M&Aをどんどん進めて欲しいグー

更に日本の政府は、お金持ってるんだから国際的な場面で、
もっと堂々と意見をアピールして欲しい。グー

外交の戦略も、隣国を見習って、もっとしたたかになって欲しい。グー

そのためにも、前のブログで書きましたが、
安定多数の政権は絶対になくてはならないと思います。
国の顔となる首相が1-2年でコロコロ交替する国が、信用されるわけもなく
世界においてまともなリーダーシップを発揮できるわけがない。

と思います。ひよこ

ワインワインワインワインワインワインワインワインワインワイン

そんなことをツラツラ思いながらも、昨晩は、久しぶりに学生時代の友人4人で集まり、
青山にある大好きなお店、アンダーグラウンド・MR・ズーガンズー
キャーキャーと、ワインとお料理を楽しみました。

私はここのワインとサービス、本当に大好きですハートハートハート

まずは、みんなで久々の再会に乾杯です。



私以外の三人は、皆子供がいます。
ゆえに、もっぱら子供や、最近のドラマ、主人の話しで盛り上がります。

「民放ドラマ」にとんと疎い私
こういうときが情報収集のチャンスです。

「へぇ~、それで"太王四神記"ってどのチャンネルでやってるの?」
「スマップの中では、中井クンの演技が一番いいんだ?"砂の器"がいい?」
「最近は高橋克典が好き?彼のクシャっとした笑顔が好き。」

「太王四神記」、今度、観てみよう。

このメンバー、一番長~い友人だと、中学校の時からの同窓生です。
一緒に夏の炎天下のジリジリと暑い校庭で、体育の授業を受けたりして、
あのとき、友人のT子は、一緒に校庭で並んで座って休憩していて何か臭いなぁ~と
思っていたら、犬のフンの上に座っていて本人は全く気づいていないとか、、、ぎょぎょ
数々の逸話を持つユニークな友だったりします。

それぞれ環境はすっかり変わりましたが、"そういった意味"でも、
お互いに気心の知れた面々でもありますので、
楽しくお酒が飲めます。

まずはズーガンズーのアミューズから


ほんのり甘いマカデミアナッツとの相性がピッタリのプロシュート


コフィン・ベイのミルキーな牡蠣!


くるみとゴルゴンゾーラのクロスティーニも最高!


無理いって創って貰った「冷製トマトのパスタ」
(ありがとうございます!!)隠し味の10年熟成のバルサミコが絶妙。


最後に頂いた2種類のシラーズハートハート


経済危機でも、友人と一緒に美味しい食事ができることに感謝lovelove



政治、社会 : 12:02 : comments (x) : trackback (x)
911の真相??

「911の真相究明国際会議」に友を1人誘って参加しました。

と書くと、私の知り合いの中にはおそらく、
「えっ、何それ?」と質問する人も多いのでは。

一応説明しますと、この会議は、7年前のニューヨークのワールドトレードセンターや
ペンタゴンに激突した航空機を使ったテロ事件について、
現状信じられている「事実」の矛盾点を指摘し、再調査の必要性を訴えることにあるようです。

会場に一足先に入って下見をした準備の良い友人のYは、
バンドーさん、何だか恐いですよ、見たこともないようなアヤシー人が沢山います!」
とリポートしてくれます。

そうなんですよねぇ、昔から色んなイベントに行くと必ず思うんだけれど、
イベント毎に、やっぱりそれぞれの雰囲気ってあるんですよねぇ~。むむっ
胡散くさい~っとか、こわ~いとか、草食系?だわ~とか、サラリーマンばっかりとか。

以前参加した「論語の精神・最新中国経済情報」の講演会には、
なぜか大きなツバ広の華やかな帽子をかぶり白手袋をした、かなり高齢の女性参加者が多く、
よく見ると、銀座の「クラブ順子」の順子ママもいたりして、
あら場所間違えちゃったかしら?と思ったこともありました。むむっ

この会議に参加したのは、数年前、ひょんなことでDVDで発売されている
「911の嘘をくずせ」(制作:ハーモニクスプロダクション)を観たことがきっかけです。

私は通常巷に流れる様々な「陰謀説」に対しては、
あやし~眉ツバもんだわぁ~話し半分だわ~きゅー」と思うことが多いのですが、
当初、このDVDを観たときには、ガーンと頭を殴られたような衝撃が走りました。




7年前の911の事件の当日のニュース映像にもかなりのショックを受けましたが
(自分があの日どこであのニュースを知ったか記憶に残っている人は多いのでは?)
再びあの事件を通して、ショックを受けるとは。

それ以来、 「911の真相」とは一体何なのだろう??
という疑問がずっと頭に残ることになりました。
「911の真相」を考えると、「世の中の見方が変わってくる」ということもあるからです。

今回の会議は、アメリカ政府の公式見解を覆すデータと映像
画像の資料を根拠とした講演や、パネルディスカッションを中心に行われていました。

でも講演されていた事実の多くは、私がみたDVDの内容と重なる部分も多く、
新しい「根拠」というよりも、「陰謀説に対して行われた反論」に対する
「根拠を提示した反論」という部分が多かったように感じました。

私の場合、日頃、他の人とこういった情報のやり取りをする機会があまりない分、
自分の中にある情報の棚卸しをする意味で、
色々な場所に出かけて、直接話しを聞いて、見て自分で確かめることを大事にしています。

例えば、身近に起きた出来事も、関係する人の視点や立場があるわけで、
皆誰しもが、自分自身の「視点と立場」という「フィルター」を通して
出来事を受け取るのですから、解釈もそれなりに違ってきます。

だから、意識的にでも自分と違った視点で物事を観ることをしていかないと、
気づかないうちに、自分の物の見方が固定化しているけれど、
それに気づかないということがよくおきます。

「911」のような大きな事件については、
見方を変えるのはなかなか難しい部分があると思います。

「そんな大掛かりな詐欺みたいなことって本当に出来るの?」
「沢山の人を巻き込まないと絶対に実現出来ないことで、ありえないでしょう!!」
「政府の公式の調査でそんな大胆な嘘をつかないでしょう?」
「陰謀説を信じるのって、馬鹿みたいじゃない?」

このように受け取ったり感じるのが普通ではないでしょうか。

私自身は、アルカイダによるテロ事件じゃなかったとしたら、、、という見方は、
やはり、頭から否定せずに持っていたいですね。

なぜなら、理由はともかくあの「ビル崩壊の映像」は、
何度見ても「溶解による崩落」ではなく意図的な「爆破」によるものに見えるからです。
また追撃されていない第7ビルも同じように崩落しましたが、
その理由も明らかにされていないことにも、不可解さは感じています。

「911」の事件の顛末は、私達に物事を鵜呑みにせず、
"自分の頭で考えて判断しろ"と、警鐘を鳴らしているように思えます。

ワインワインワインワインワインワインワインワインワイン

会議の途中で退出した私達は、頭を整理するためにも
食事が必要だとして、その後青山の薬膳料理の「雑草家」へ向かい、
1日を締めくくりました。

http://www.1999group.com/zassouya/index.html


今宵は、改めて911により犠牲となり亡くなられた多くの方々に追悼の気持ちを込めて合掌。






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