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WBC優勝 イチローすごい!

3月24日WBC決勝戦 サムライ日本優勝おめでとう!!!!!!チョキチョキチョキチョキチョキ

何だか、とっても嬉しい!

夜の水天宮近辺では、酔っ払いがあちらこちらで出没していて、帰り道に「祝杯」でも、あげていたのではないだろうか?と想像してしまいました。

帰り道、水天宮駅から電車に乗ってホームを見ると、酔ってヘロヘロになったサラリーマン二人がいましたが、
目があったかと思ったら、なぜか二人とも、笑いながら電車の窓のすぐ近くまで走りよってきて、私と連れの2人に向かって、思いっきり顔を窓に近づけて両手を振っています。(やだやだ)
私達3人とも最初ちょっと怖かったんですが、その顔があまりにも緩んで間抜けで"Happy"そうなので、おかしくて、こちらも振り返してあげました。パー
今宵はみな、Happyなのかしら...

さて、話しを戻すと、"イチローファンハート"の私は、決勝戦、準決勝に引き続き、本当に盛り上がりました。

イチローがしぶとくファウルを打ち続け、勝越し打を決めたき、思わずガッツポーズグーを取り、5~6回ジャンプしてしまいました。(仕事はどうなってるんだ~!!)

多分、あの瞬間、日本列島のあちこちで、興奮のどよめきが一斉に起ったと思う。

スミマセン、以下イチローの写真ばっかりです。ぽっ

バンザ~イ ニッポン!


振返れば、決勝戦1回表 イチローの初打席


来た~!! ヒットの予感!!


ヒットだ~!! 幸先がいいわ~


走るイチロー


真剣...むむっ


そして、10回表 勝敗を分ける運命の打席 


またもや、きた~!! 神が降りてきた~


場内がどよめき、嬉しそうに"日の丸"もたなびく


やった~! 3対5!!



WBCがスタートして、イチローは苦しんでいた。
納得のいくプレーがなかなかできず、谷ばかりで山がないと感じていた。

だからこそ、決勝戦の最終回の「勝越し打」は、彼にとって大きなギフトだったと思う。
あの局面で、きちんと期待に沿えるのは、本当に限られたプレーヤーしかいない。
そういう意味で、やっぱりイチローはすごいと思う。
「ここで打ったら、その後、盛り上がるだろうなぁ~」とインタビューで答えていたので、ものすごく内的会話があったらしい。

イチローとの勝負に挑んだ、韓国チームの監督に感謝である。
(これ後で分かったのですが監督は見送りのサインを出していたようですね)

どんなに、天才的なプレーヤーでも、十割なんて決して打てないのが野球である。
プロは、並外れた才能とセンス、たゆまぬ努力、メンタルタフネス、そしてその時の調子の全てが求められる。

イチローがメジャーリーグにデビューした年、彼のプレーを見ていて鳥肌が立った。
NOMOが既にメジャーでは活躍していたが、野手で活躍していた日本人プレーヤーは当時まだいなかった。

どんな球にも合わせられる絶妙のバット・コントロール、俊足を生かした盗塁、ライトからサードへの弾丸のような"レーザービーム"と呼ばれる送球。
きっと10年に一人出るか出ないかの選手だろう。イチローは、ゲームを動かす小気味の良いその新鮮なプレーで、アメリカのベースボールファン達を熱狂させた。

そして、もう一つ、私は今回の「日本チーム」の一丸となった姿と、チームプレーに感動した。
野球はチームプレーであると、つくづく感じてしまった。
それをまとめた原監督も偉い。

例えば米国チームは、選手の体も大きく、ガンガンホームランを打つような4番バッター、強打者揃いである。
でも、1人1人が能力の高いバッターだとしても、一つのチームとして、お互いに有機的に結びついた「戦略」と「プレー」と「皆で勝つ思い」がなければ、勝てないのである。
個人パワー中心の本塁打に頼っていては、チームプレイ(走塁を進める)の野球に対して打ち勝てないのである。
これらは、米国チームの大きな弱点であると思う。

おそらく、米国は今回の敗退の原因として、表面的な「戦略」や「技術」を分析するかもしれないが、その根底にある"人の自発的なチームへの貢献意識"については、掘り下げないだろうと予測する。

イチローは、メジャーリーグで長年プレーし、多種多様の人間が主張しあう「混沌」とした個人主義の社会で揉まれているので、芯からそれを知っていると思う。
またメジャーに行ったことによって、自分の夢をかなえ、そしてどこかの時点でチームのあり方に失望し、外から日本のチームプレーの良さを「再認識」したのではないかと思う。
そして、彼の中に眠っていた"日本人"も目覚めたと思う。

太陽太陽太陽太陽太陽太陽
この話し、会社経営にも、応用して考えることができると感じました。

90年代にバブルが弾けて以来、企業は米国型マネジメントを取り入れ、「改革」のもと、早期退職も含め、多くの人材をリストラし解雇した。
そして、その後に「成果主義」を導入したことによって、日本の会社にあった、チームで互いに助け合うといった文化が薄らぎつつある。

私達はバブルの反省から、この十数年で、合理的なマネジメントを信奉し、それに慣らされてしまってきているが、今一度、原点に戻り、日本的経営の良さを見直し、新たな道を開く必要があるのではないかと思う。戦後復興してきた真のパワーが何であるかを見直す必要があると思う。

「成果主義」は、本当に人のモチベーションを高めているのであろうか?
「報酬」にモチベーションを求めることで、人は本当に伸びるものなのか?
「雇用の不安」は働く意欲そのものを下げているのではないだろうか?
経営が「合理」に走りすぎて失っているものはないだろうか?

日本人は、強者弱者を含め、一人一人のポテンシャルを有機的に結び付け、組織のパワーとして生かすことが、どこの国の人よりも上手いのである。
一人一人のちょっとした気配りと配慮と努力が積みあがると、大きな成果を成すのである。
企業は、もっと小さな村社会的チームワークの良さを、再認識すべきだと感じてしまう。

価値を再確認しよう!





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