<< NEXT | Main | BACK >> |
2009-02-12 Thu
「実は、今度、今の会社を退職し、某国立大学の准教授に就任します。」
という知合いからのメールを読んでビックリ。
メールの主は、私が大好きな「新宿伊勢丹」に勤務している男性です。
優秀なAさんのこと、転職の可能性はあるでしょうが、「アカデミック」な分野に進むとは。
思い切った舵取りをしたな!と思いました。
そんなこともあり、彼の栄転を祝うのと話しを聞くために、
彼と彼のパートナーとなる素敵な彼女、
そしてバンコックの知合い"クリスタル・タミー"ことT女史と私の4人で、麻布の韓国風家庭料理"ソソンジェ"で待ち合わせをし食事をしました。
(ちなみにここのお食事、本当に癒されます。体が健康になる気がします。)
お店はコース料理のみです。最初に前菜の三品とと水キムチ(美味しいですよぉ)、小さなお粥が出た後に、下記”クジョルパン"が出ます。小麦粉で練ってヨモギを入れて焼いてある中央の丸い皮に、9つの食材を包んで食べます。五味五色が生かされたお料理で健康にも良いです。
これは「山にんにくの葉と蒸し豚のポッサム」
皆さん、通常この葉っぱを食べたことがないと思います。
柔らかくて甘い豚が、ほのかに塩味で清涼感のある"柔らか堅い"葉っぱの食感と組み合わさって美味しいんです。
葉ににんにく特有の強い匂いはありません。豚と一緒に白菜の漬物も中にいれて巻くともう最高~
本当に美味しいものを、良い相手と楽しい話題で食べていると幸せを感じます。
感謝の念がおのずと湧いてきますねぇ。
(それと、目の前に座るカップルのお互いに対する"尊敬の念"-イイなぁ)
さて、知人からの推薦と紹介で、国立大学で今度准教授として教鞭を取ることになるAさんは、学生のキヤリア支援へ繋がる分野を教えることになるそうです。(彼の今までの仕事での経験を生かすことのできる分野になりそうです)
ただし、その大学でも始めての試みとなるそうですし、東京から離れ、住んだことのない他県でのおそらく異文化の生活、きっと今後何がしかの課題も出てくるでしょう。しかしながら、Aさんにとっては何より"挑戦しがいのある仕事と経験"になると感じました。
彼は現在ちょうど40歳、人生のある意味での折り返し地点にいると思います。
その時期に、新しい仕事、そして結婚。
大きな転換点になるでしょう。
人はそれぞれ、「次のステージに進むために、必要なときに必要なチャレンジを受ける」と感じます。
私自身には、大きな転換期がかつて二度ほどありました。
内面から沸き起こってくる、押さえようのないあの衝動...、
"自立したい"、"自分の思うがままにチャレンジしてみたい"
そう思っていると、そうならざるを得ない出来事が、やはり起きてきます。
一度目は国を出て学生生活に戻り、そして二度目は会社を辞めて独立しました。
乗り越えられないと思えるような厳しい出来事もありました。
もういっそ何もかも放り出して、逃げてしまおうと思ったこともありました。
でも逃げると必ずまた追いかけてくる。
これは、ご先祖様か何かが導いているのだと思って正面から受け入れるしかないと思いました。
そして、今、やはり私の中にフツフツと沸き起こっている何かがあります。
今まで感じたことのない衝動です。
まだ目に見える形になっていないのですが確かにある感じです。
本能がそれに従えと言っているようにも思います。
ですから、Aさんのような"チャレンジングな話し"を聞くと、思わず目が開きパっと反応してしまいます。
また今回の食事はAさんの彼女、私、T女史ですので、オーラソーマやクリスタルの話題を中心に盛り上がる盛り上がる。
Aさんの彼女とは始めてお会いしたのですが、なぜか初めて会った気がしない...。
夜更けの東京麻布、色んな話しで、私たちのテンションは更に上がっていくのでした。
by bandoh
コーチング : 19:22 : comments (x) : trackback (x)