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フォビアキュアと意識改革

チョキ人間なんでも慣れるものである。

入院3日目、私の腕には10箇所以上の穴が開いている。
鉄分注入注射は1日1回なので、もし毎回1回でうまく行っていたら3つしか穴はないはずである。

成功した3回はひじの表側、よく採血で使われる場所である。
それから下の場所は両腕ともすべて失敗。

しかし10回以上の点滴注射で、フォビアキュア(恐怖症克服)がだんだん見えてきた。

1.力を抜く(歯をかみ締めないで軽く離す)
2.どこかをつねる(人間痛い方に意識を取られる)
3.プリプリに茹で上がったパスタのペンネに針を刺すイメージを思い浮かべる(なぜか気が楽になる)
4.呼吸をし続ける

この4つを行うと、パニックにならない。オッケー
1日目に大泣きしていたことを考えると大進歩である。にこっ

雨曇りのち雨晴れのち曇り曇り太陽

さて、昨日担当医の先生から提案のあった「自宅泊」であるが、結局やめて「外出」に切り替えた。
自分でもこの決断は意外であった。
入院前なら1も2もなく飛んで帰ったと思う。

週末家に戻ったとしても、旦那さんはいない。
家に戻れば家事も当然やらなくてはいけないし、あれこれと予定していなかった仕事も片付けたくなるだろう。
つまり、せっかく頂いた外泊許可は、ご褒美にならない。

病院にいれば、食事の仕度、掃除、TV、冷蔵庫、パソコン、DVD、書籍、電話、館内に24時間のコンビに、カフェ、レストラン、美容院など必要なものはすべて揃っている。夜中、動悸が激しくなり頭痛で頭が割れそうになったら、ボタンを押せば誰かが対応してくれる。シャンプー&ブローはなんと1200円でやってもらえます!
つまり、自分のペースで最低限の仕事ができ、のんびりできて、体力回復を実感でき、心配せずに安心していられる。

こういう入院て結構いい...チョキ 

40歳を過ぎた働く女性の友にお奨めします。
もしストレスを抱えて体調が芳しくないならば、検査&集中回復の入院を一度試してみては?

*食事は時間と量が制限・管理されるので、体重が増えていた人は絶対に減らせます。
*体力が確実に戻ります。
*集中して行いたい仕事も自分のペースでできます。邪魔されません。
*入院中、人と会うこともできます。

土曜日は、現場復帰に備えて、近くの美術館に行き、足慣らしを。


徒然なるままに : 18:25 : comments (x) : trackback (x)
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