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秋の台風の中での新たな気づき

台風18号、寒気と暖気が組み合わさると風が強くなるらしいが、この季節の台風は突風や竜巻が起りやすいらしい。
ニュースを見ていると、各地で倉庫が倒れたり、トラックが横転したり、大変なことになっている。
被害に会われた方は、本当にお気の毒である。

さてそんな台風の中、私はノコノコ出かけたのだが、その甲斐があって、新しいことに気づいた。

実は私は、瞑想とか座禅とか、じ~っと黙って座っていることが苦手である。
これまで何度かトライしたことがあるのだが、いずれも飽きてしまって、途中でキョロキョロしてしまったりする。
いい年をした大人が、落ち着きがなくてみっともないと思うのだが、やっぱりキョロキョロしてしまう。
私の周りには、瞑想する人は割と多くいて、瞑想を薦めてくれるのだが、これまでイマイチ、ピンとこなかった。

しかし、瞑想、私にも出来るかもしれないと最近思ってしまった。

きっかけは2つあるのだが、1つは先週末に参加した、エニアグラムのワークショップである。

下記の写真は、ワークショップの2日目、終った後に写したものである。
左が主催者のティム・マクリーン氏と中央が私、そして右が講師のラス・ハドソン氏である。



エニアグラムのワークショップは、もう随分前に二度ほど参加したことがあるが、
今回は数えると十数年ぶりの参加となる。
講師のラス・ハドソン氏は毎回セッションが始まる前に、
チベタンベルをリ~ンと1度鳴らし、
「自分自身の本質と繋がる静かな時間を持ってください」と
3分前後の静かな時間を取る。

「自分自身の本質と繋がる」と言っても、結構難しい。
色々とどうしたら繋がるんだろうか...などと雑念が混じってしまう。
しかしそのうち、椅子に深く座って、ゆっくりと深呼吸を繰り返していると、
だんだんと落ち着いてくる。
ザワザワ~っとしていた気持ちも、ゆっくりと落ち着いてくる。
また、3分前後なので私もキョロキョロせずに静かにしていられる。

2日間で、何度か繰り返すうちに「なかなかいいな」と思えるようになった。

そして、2つ目は、台風の中、知合いのお誘いで参加した「フロー」の研究会である。
「フローの状態」というのは聴いたことがあるのだが、詳しくは知らないので好奇心から参加しようと思ったからだ。
短いワークを、NLPを教えている平本さんがリードしてくれた。

五感を使って「フローの状態」を感じることができるワークを1つ行ったのだが、
私はそのときに、何とも言えず落ち着いて深くリラックスすることができた。

何と言うか、自分がものすごく満たされていて、体が温かい感じで、
風とか土とか周りの自然の中で一体となって、安心していられる感じがした。

以前にも、これに近いワークをNLPで実践したことがあるのだが、
私はこの状態を、気持ちいい~っと思っていても、特にその後、活用しなかった。

しかし、今回、エニアグラムで短く行った瞑想タイム?の際に、「自分の本質と繋がる」というラスさんのメッセージが深く心に残っていた。

おそらくフローの体験も、「自分の本質と繋がる」という要素を含んでいると感じる。

今回、意識して、その深くリラックスした状態から人と話すと、何だかとても人と波長があって繋がっている感じがする。
あれこれと、フィルターなしに人の話しを聴くことができるし、「人と一緒にいる」という感じがするのだ。
スルスルと必要な言葉も出てくるし、それでいて深く落ち着いている感じがするのである。

自分の状態管理、エネルギーは大事である。
ゆっくりと深い呼吸をし、自分自身と繋がることが、
日々リソースに溢れた自分でいるための基本であると思った。

何だかこの発見が、妙に嬉しい。にかっ
毎日、これなら無理なく実行できそうである。



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